いつものランチ時の事、二人連れのお客様、見るからに大阪のおばちゃん。
何で解るんって?
そのいでたちで解る、服装は豹柄、テラテラのスラックス、薄い茶色のサングラス、モード履き。大阪の天神橋筋商店街では普通にいてるけど、安曇川では目立ち過ぎる、わしも関西人やさけ直ぐ解る!
まぁ、これだけ書いたらどんなおばちゃんか想像出来るやろ!
そのおばちゃんは勿論初めての来店やけど、もう始めから何年も来てくれてる常連さんのの様にテンポがえぇ打てば響く。
何年か前に大阪から引っ越しして来たんやけど、お好み焼き、たこ焼き屋が無いのが一番困るねん!「有るがな!たこ焼き屋もお好み焼き屋も」「ちゃうねん形はたこ焼きなんやけどちゃうねん」って言う会話声がおっきいさけ様聞こえる、「うんうん何となく解るおばちゃんの気持ち」突然わしに話しを振って来る、「マスター久し振りにお好み焼き食べたわ」「そうでっか、お口に合いましたか?」「えぇ生地してるやんかぁかなりこだわってるんかにいちゃんも関西人やなぁ」始めはマスター言うてたくせに会話が弾んで来ると「にいちゃん」かぇ!やっぱりおばちゃん!話に飾り気が無い、ほんまお好み焼き一枚を
「ガチ」で食べてくれてるし評価もしてくれる
「かなり隠し味使てるやろ、かなりこだわり持ってるやん」とかかなり奥まで入り込んでくるしおもろい。「別にこだわりらしい事してへんで普通の事してるだけやでこんなんはわしこだわりって思って無いし普通やで」「いや、大阪の名の知れた店でもこんだけこだわって無い!」「そやさけ、わしはこだわって無いってあくまで普通やって」ほんま、どっちがこだわりやねん、ほんまおもろい大阪オバハンは。