だーれだこんなものを基地に持ち込みやがったのはーっ と憤っていたら、サニーのブロワーモーターが壊れ、家内が借りてきた代車でした。
「なんかねー、ターボがひゅーひゅーうるさいのなんの」
うちにあった7型や霰のハスラーのターボが静かなんですよ。試してみると(乗ってるし)昔乗っていたJA71よりもひ弱な音ですが、逆にレスポンスが良い。
リアに見覚えのある切り文字がありまして、なんだよこれって親父に頼まれて俺が切ったやつだよ。このJB23、僕と親父と共通の知人の所有だったものでした。主治医に聞いたら、免許を返納して処分したいとのことで、引き取られたとか。既にナンバーも変わっていました。
走行15万キロを超えていましたが、状態は悪くない。クロカンには使われていない個体で、たまに長距離で山形県往復をやっていた、基本的には乗用車扱いだったはず。切り文字は残しておいてという要望だったそうですが、あんなもの剥がしちゃったっていいんだけどね。
今後我が家が借りる代車ってこれになっちゃうのか?
JB23のターボって、確かににぎやかですよね。個人的に嫌いではありませんが。
それにしても、これもまさに「縁」ってやつですね。いい話です。
JA71だともう少し金属質な音だったのと、オートバイ並みにピーキーなターボエンジンでしたから、音で回ってるのがわかってもドッカンと行かないJB23は、品質的にも進化しているってことでしょうね。
縁もほどほどにしなよという話がもう一つあって、このジムニーの元の持ち主が、昨年5月に挨拶に行った山形の造り酒屋の八代目当主の奥方の従姉妹だという、それこそ昨年まで知らなかった逸話が詰まっています。