Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

衣替えの前に

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つい先日まで、喫茶店に入っては「アイスコーヒーの大盛り」(実際にはそんな神田鉄雄みたいなことは言ってませんが←神田もアイスでなくホットコーヒーの大盛りと言っているし)感覚で冷たいやつばかり飲んでいましたが、そろそろホットの湯気から漂うコーヒー豆の香りが心地よくなってきました。それでもことしは「暑さ寒さも彼岸迄」の体感があまりなく、なんで喫茶店にいるのかって、外がまだ暑いからなんですよね。

次の日曜日で衣替えになるわけですが、もうずいぶんと長く「10月もクールビズ」が定着しているような気もします。職場には一人だけ、真夏でもネクタイ締めて室内でも上着を脱がないという変わり種がいますが、彼は密かにネクタイの柄で季節と自分を向き合わせています。

気がつけば10年経ちましたよ

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入院時の写真なんかその場で撮ってブログに出していた程度なので、もうストックもありませんが、椎間板ヘルニアの急激な発症で救急車を自分で呼び、入院してから10年になりました。奇しくもその頃やっていた「あまちゃん」も、BSでの再放送が今週終了します。単身赴任したとたんに東日本大震災をくらうとか、その後の奔走が車にも自分自身にもダメージを蓄積させたとか、いろいろありすぎた仙台暮らしでした。

ブログによれば10月13日に退院して、14日から1週間ほど自宅療養していたのですが、11月にはちゃっかりと妙高高原のつくばーどを開催していたのだから、まだまだ若いぜと言わんばかりです。

あの当時、世界中が東北の被災に対して暖かな手を差し伸べてくれたことは忘れがたい話ですが、いま、国の段取りが悪いとはいえ福島第一原子力発電所で蓄積された冷却処理水の海洋放流に対して、嫌がらせ電話だの悪辣なネット上広告(もう消えたみたい?)だのと、喉元を過ぎるとこうも変貌するのかと驚くばかりです。

10年ひと昔とはよく言ったものです。

始まった秋の交通安全運動

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啓蒙活動であるなら、季節行事ではなく年がら年中やったらいいのに。と思うことは思うんですが、啓蒙活動であるなら取り締まる前に注意喚起を促すのがスジじゃないのかなあとも感じるのです。

いや、取り締まられたわけではありませんよ。昨日の初日、80kmで高速の左車線を走っているときにぴたりと後ろに張り付かれただけです。

うちの車を隠れ蓑に使わないでください!

カレーライスのためにスプーンを排除できないのだから

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あの学校給食で使いこなした先割れスプーンにすれば、カレーライスにには何ら問題ないし、パスタ料理に割り箸をつけられるなんて理不尽もないだろうよ。

と、思っていたんですが、実際に先割れスプーンを使うと、まるで食えません。あの程度の刻み込みではパスタを絡められない。ものすごく不満なんですけど、それでも割り箸の方がずっとましです。

しかしですよ、現在のデジタル化推進ありきでマイナンバートラブルが起きているのと同じで、環境提言ありきでプラ素材の配布自粛や樹脂製買い物袋の有料化は、どれだけ効果を出したのやら。割り箸なんて、間伐材から作っているならまだ良いですが、。

つばめさる

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玄鳥去と綴り「燕が南へ去る」と意味する、白露の末候。稲刈りも大分進んで籾殻焼の香りがそこかしこで漂っています。この焦げた香りは鼻に心地よいんですがうちのクルマ、どうもエンジンルームで何かのフルードが焼けているような臭いが時々するので、自然だと香り、化学混じりだと臭いとニュアンスが変わるのです。今年は車検が控えているのでまとめて整備のつもりですが、それまで何事も起きませんようにと願うばかりです。

それ以上に残念な話が入ってきて、三高伝治さんから「新米の収穫ができたけれど、田んぼは今年限りで仕舞いにしようか迷っています」とのこと。伝治さんの田んぼは六反歩半ほど。聞けば田植えや稲刈りは機械化しているけれど、脱穀後の籾殻運びが力仕事で手間がかかるそうです。春先に奥方が逝去して人手が得られなくなったのと、気力も萎えたと。新盆でお邪魔した折にもそのような話は出ていたのですが、米づくりが云々というよりも気力が萎えたの言葉がやっぱり哀しい。

迫るショッカー!

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8月に比べれば気温も下がってますがまだ暑いんですよ。扇子とかタオルとか必須なんですよ。気持ちとしては、扇子より団扇の方が効果ありと思いますが。

Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling
計算機知識を組み込んだ再造形による持続可能な幸福組織 SHOCKER

まあそんなこと言っても仕事関係の世界じゃ誰も気付きませんですよ。

100マイルランチ

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それはほうれん草とベーコンのバターソテーと、サーモンときのこのクリームパスタにランチドリンクバーとスープ付きという献立。津久井浜のココスは、つくばーど基地からおおむね160kmの道のりなので、100マイルランチです。

なんだ唐突に? ってことなわけですが、100マイルどころか基地から20分の場所にだってココスはあります。

まあつまり、こういうことです

くさのつゆしろし

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白露とも呼ばれる時期。昼夜の寒暖差は夜露をもたらしますが、なんかこうまだそんなに気温差は大きくなくて、むしろ短時間でやって来る雨の強さで、猛暑でしおれていた草が生き返っている風情です。

台風13号は雨台風とか。ほどほどにしてほしいです。

 

100年とそれからの何度もの震災

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関東大震災から100年の歳月が流れたそうです。さすがに未経験の大地震なので、祖父母が思い出話にしゃべっていたことくらいしか知りません。僕の場合は新潟地震が最初の大地震ですが、これも子供の頃のニュースと映像でしか知りません。いくつか飛ばして阪神・淡路大震災は、仕事の応援で一週間ほど神戸に行きました。これも被災後の街での仕事なので、体験としては「未」の域でしょう。その後東日本大震災を仙台でくらうなどとは思ってもいませんでした。

ずっと以前、インターネット上に以下のような手記が出ていたことがあります。

 災害時と戦時では、かなり状況が異なりますので、今回は災害時に限定して5つの準備項目とさせていただきます。
 阪神大震災の教訓どおり、大災害時のライフラインその1は、まず水です。我が家は徒歩2分の位置に川と湧水池があるので、浄水器さえあれば水の確保は出来ます。シーガルフォーは、『料理の鉄人』で使用しているもので、泥水をミネラルウォーター以上の味に変えてくれるもの。手動装置も付いているので停電時にも使用可。
 ナイフも必須アイテムであるのは自明の理。切る開けるほじる削る、が出来る機能があれば一週間のサバイバルは可能。大都市型災害では従来の三日間でレスキューが来るという常識は当てになりません。エスクードは住居兼移動兼情報収集手段(ラジオ)。このクラス以上の重量級4WDは歩道橋の倒壊などの都市災害には対処が難しいのです。瞬間パンク処理剤は神戸のボランティアの教訓で、災害時には道路に信じられないような障害物が転がっているからです。熱源の確保にはカセットコンロが一番楽。妙にコールマン・ストーブなどを備えるよりも手軽で扱い易い。携行食糧は米軍や自衛隊のCレーションが入手できればそれがベストですが、キャンプ用のレトルト食品でもOKです。以上のものは我が家には常備されています。

この手記は、1998年1月に、作家だった景山民夫さんが書いたものだそうです。日付はわかりませんが、自宅での火災火傷で亡くなる直前のことと思われます。神戸での経験も含めてのことのようですが、大規模災害時は、被災地での建設業者(自衛隊ではありません。自衛隊が救助作戦に赴くために、道路啓開が先に行われるのです)による道路啓開作業がなされなければ、重量級どころかエスクードもジムニーも使い物になりません。それ以前に、自治体なり国土交通省の地方整備局から緊急車両認定を受けなければ、自動車自体走らせられないのが現実で、主要幹線道路はすべて封鎖されてしまいます。

関東地方の県警によっては、平常時の検問において、座席下に放り込んであるクロスレンチさえ凶器とみなされる場合があり、ナイフなどの携行は極めて危険な取り扱いとなってしまったのが現在です。幸いにも僕のエスクードが背負っている剣先スコップは、これまで咎められずに済んでいますが、平時に笑いを盗るなら「ニンバス2000」なんかを括りつけておいた方が良いのかもしれません。

ただ、東北赴任直後の被災では、エスクードが大いに役立ったことは言うまでもありません。仕事上の緊急車両認定手続きはさほど難しくはなく、燃料の心配を除けばヘドロや瓦礫をどかされた被災地にはどこへでも行くことができました。もっともエスクードでなくとも移動手段、ビバーク能力はたいていの自動車には備わっています。真冬でしたからガスコンロもカセットボンベも停電中にはライフラインとなりました。友人が持たせてくれた防災キットを、赴任早々に開封するとは思いもしませんでした。

東日本大震災は、分類すると津波による被害が地震と複合した災害でした。その危険性は島国である以上、沿岸地域においては再発の可能性を無視できません。しかし本当に恐ろしいのはやはり何度でもやって来る地震の方だと感じます。あれ以来、震度5の速報は(速報より先に体感しているわけですが)感覚の麻痺でどうということのなさを心身に刻んでしまいました。100年前に比べれば、身辺の安全性は飛躍的に向上しているからでもありますが、100年の節目に限らず、日常と防災と対災害の意識を見直さないといけないと考えるようになりました。

なんてことを書いた日には大抵閲覧する人がいないので

さきほど、無事に890000キロを刻んでまいりました。無事に、かどうかは、クルマの御老体ぶりを考えると何とも言えませんが。

 

秋の足音が見えたような

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飯泉あやめさんの個展がひたちなか市のサザ・コーヒーで28日まで開かれているので、末広がりを撮影した足で向かおうとしたらばBLUEらすかるのフロントサス周りから異音。うへー・・・カトリスーパーロマンのアルペンラリーリタイア話を絡めたのがいけなかった? ハブベアリングかドライブシャフトかの破損と疑い入庫せざるを得ず、ぷらすBLUEにスイッチして勝田駅近くの店舗まで出かけました。

今年新たに描かれた作品がいくつも紹介されている中、あの文字列の洪水に変化が見てとれ、文字の丁寧さに磨きがかかる一方、金色を主体に描いた作品が目を引きました。

こと、文字列に替わって「葉」を描き重ねた「風土」なる作品は買って帰りたい(いやお金ないから買えないけど)ほどのコントラストと色彩。金以外の2色のカッパーとの組み合わせは、紅葉とは異なる雰囲気で秋を見たような気がします。

「どこかに一つだけ、実のついた葉っぱがあったりしたら」

「えっ、気がつかなかった」

「あー、今思いついたばかり」 おいっ

個展は月曜日の15時くらいまで開かれています。