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  ~懲りない傾向~

東風解凍なれど風は南から

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「東風解凍」、はるかぜこおりをとく七十二候7番目の季節が昨日から始まり、7日あたりまでに春めいた陽気の兆しがもたらされる頃となっています。我々はたいていの場合「四季」のうつろいは感じるものの、それを細分化して二十四節気、さらに3つに分けるのが七十二候と、古代中国の人々には我々以上に優れた体感センサーと風物を見極める目があったようです。春風が吹いて、水面を覆っていた厚い氷を解かし出す、わずか五日間の季節の感じ方です。

春風は「東風」のことで、「はるかぜ」とも「こち」とも呼ばせますが、我々の暮らす地理感覚だと暖かめの大気が風になって届くのは「南」からのような気がします。しかもまだ南岸低気圧が渡って来そうな天気図と馬鹿みたいな寒さも続いているしで、95万キロに達したたクルマの暖気はトルクコンバータ内の固着を解くために長めにしなくてはなりません。

昨日の話だけで閉じるわけにもいきませんから、やっぱり古代中国の天文側の暦のことで、2月4日を紐解きます。これは北斗七星の運行をもとにした「十二直」(じゅうにちょく)というもので、北斗七星が北極星に対してどの位置にあるかを12等分して時間や日・季節を表すために作られました。

この12の意味には建(たつ)、除(のぞく)、満(みつ)、平(たいら)、定(さだん)、執(とる)、破(やぶる)、危(あやぶ)、成(なる)、納(おさん)、開(ひらく)、閉(とづ)が与えられており、星の位置関係で巡っていきます。今日、2月4日はこのなかの「満」にあたり、物事が満ちあふれ、婚礼・旅行・引っ越しなどほぼ何をやっても吉といわれています。ただし同じ古代中国の「二十八宿」(にじゅうはっしゅく)という天文学の示すところによると、今日は「翼宿」(よくしゅく)と言い、種まきや旅行は吉ですが、婚礼については真逆の凶を説いています。

とりあえず旅行は吉らしいので、どこか知らない街へ立ち寄ってみます。旅行じゃなくて仕事だけどね。

 

やまはしろがね

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スキーに出かけるほど時間も余裕もない日々ですが、移動の途上でしばしば「良いねえ」と思わせる景色に出会えます。

東京からだと直線距離で90キロくらい離れている富士山が眺められる日数は、公害とスモッグの時代に比べて6倍もの増加で、年間100日を超えているとか。排ガス規制も伊達じゃないです。

5号線が渋滞して中央環状線から外環、関越へと迂回したことで富士山を眺めながら走れて、そのまま関越で前橋に向かう途中、浅間山の冠雪も見物できました。高崎あたりからだと70キロくらいでしょうか。

昔、松沼純生が箕輪みるくにふられた場所で、最近は本郷猛と一文字隼人が対話していましたが、景色はかわっていないですね。

長いこと看板に偽られ続ける

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東関道の佐原から潮来区間が開通した頃、まだ僕はジムニーに乗っていました。この当時は「将来は鹿島(この頃の表記)まで路線が伸びるんだなー」と思っていました。当然のように千葉から水戸までつながっている国道51号の多重化路線として太平洋沿いに北上して水戸へ向かうものとばかり。左図の延伸になるとは想像もしていませんでした。いずれにしても550ccのジムニーで走るのは結構大変。潮来からは霞ケ浦沿いに移動するので水戸延伸は役に立たないし。

この延伸区間・茨城町から鉾田市に至る水戸線が開通し、残り区間があと二年くらいでつながるのですが、予定されているインターチェンジが麻生と北浦(たぶん14と15)。北浦の左岸を走るため、結局は鹿嶋には行かないというオチ。そのうち書き換えられるのかこのままほったらかすのか。と思ったら、さらに遠い将来、神栖方面への延伸が計画に乗ったとかで、いくらかは鹿嶋市内を通るのかもしれません。看板が偽りになりませんように。

湾岸MIDNIGHTの人になる

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早朝から机仕事をこなして昼から外仕事に出るという環境のため、日中じゃ考えられないようなスカスカの首都高都心環状線を使って都内に出入りしているのですが、入社以来(転勤三度して半分はいなかったけど)過ごしてきたビルがどうにも老朽化で都合が悪くなり、2月に転居が決まったようです。候補には今使っている駐車場を踏襲できる、いいじゃねーかのビルがありましたが賃料が高いと断念したらしく、港区から離れることに。

新しい社屋(と言ったって相変わらず店子ですが)の場所と近場の駐車場を確認せねばなりません。まったく、今どき地下駐車場も地上の駐車場も無いようなビル借りるんじゃねーよ、駅からも遠いじゃんと社長に文句言いましたよ。でもって、どうせならルートも変えるかと小菅で6号線には入らず、湾岸線からアプローチする道順を組み立てております。豊洲あたりから東京タワーが見えるのがいいし、勝鬨橋を渡るのもいい。ただ駐車場が遠いんだわ。

電線が無い方がいいこともある

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百里へ降りていく訓練の機体が続々と横切っていくんですが、そのたびに車を路肩に停めて窓からスマホを出しているようではまあ間に合わないものです。一機ずつ着陸コースの軸線がずれていくので、三機目と四機目をスルーして、たぶんこのあたりだと待ち伏せ状態で五機目を狙ってこの有様。

何であるんだ電線(笑)

昨年、風花さんの夕景に「高圧線消したら怪獣が出てこられなくなるからだめっ」とコメントしてますが、電線が無い方が良いこともあるわけです。猛省しつつこれを消すのですけど、僕のスマホにゃそんな機能付いていない。いまどきМSペイントですよ。でもそれすらなかった昔は、電線消すのに外注したら「一本5000円」かかってました。Windows95が手に入ってからずーっと、11になってもまだPhotoshopが無いままそうやって泣きながら電柱電線と格闘しているのです。

20年目の斗折蛇行

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唐代の文学者であり高級官僚であった柳宗元(りゅう そうげん)が綴った「斗折蛇行」という言葉は、北斗七星のような折れ曲がる星座の配置と、蛇の進むが如くうねりを、道や川の続く様として表しています。この言葉と関わるわけではありませんが、彼もまた優秀な役人であったのに、上層部の政変で左遷の憂き目にあった男でした。

人は大なり小なり紆余曲折な暮らしを続けていますが、そのことはさておきうちのスズキエスクードTD61Wは、乗っている自分が言うのもなんですが、これほどこの言葉が似合うエスクードを他に見ない道のりを走り続けています。海外に持ち出された古い個体には、おそらくうちのエスクード並みの積算走行距離を刻んでいる物があるかもしれませんが、少なくとも日本という国内において、あと約50000キロでオドメータがリセットされるような(リセットされるかどうかスズキもわからないと言っているという)個体は無いと思います。

この個体は90000キロ直前で下取りに出された1台でしたが、二人目のユーザーとの出逢いは20年前のことです。これまた自分で言うのかの話ですが「厄介な奴に見つかっちゃったよね」の始まりが、2005年の夏のこと。そこから文字通り「とせつ・だこう」の日々が繰り広げられています。走ったし壊したし壊れたしで、見てくれ以上に満身創痍です。「斗折蛇行」と言いながらも、走らせる意志と走る力が微塵もぶれていないことだけ、この個体の見どころです。

まだまだ行先は各地に折れ曲がって所在し、そこへたどり着く道のりも未踏でうねうねと曲がっているのですが、今年も淡々と走り続けるのみです。

 

遅くなりましたが報告しますと、12月30日夜、急な鳩尾の痛みと嘔吐で倒れまして、県立総合病院に電話をしたら救急外来が混雑しているけれど、来るだけ来てみなさいと。雫さんに運転してもらって駆け込んでみると電話のときのピークは過ぎたのかもともと混雑していなかったのか、すんなり診察に回されました。

ここら辺の経過はほとんど覚えていませんが、あとから情報を加えると、触診とか心電図とかCTスキャンでわかったのが胆石。しかも胆道と胆嚢の接点に確認されステンドを入れて胆道確保の必要アリと。しかし場所が悪く胆嚢を傷つける恐れが出ていてそれやっちゃうと最悪重篤化と脅されたようですが、朦朧としていたのでそのまま内視鏡処置へ。

この頃すでに意識はありません。内視鏡は口から入れられたようで(マウスピース咥えていた)すがあれが体内を蛇行した感覚が無い。←干支的な表現できたよ

この一連のフェイズ進行の最中、胆石は発見場所から砕けて落ちてしまったらしく、ステンド処置も必要なく内視鏡自体も短時間で抜き取られ。朦朧としたまま病室までストレッチャー搬送され点滴の管につながれておりました。

年越しのさ中にお騒がせして申し訳ありません。膵臓も弱ってるってことで診察は続いております。

Gott nytt år 2025

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薄っすらと雪化粧

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雪化粧のやまなみ。

「年末年始の為に水を汲みに行こう」
と新月サンが言うので川場までドライブ。
武尊山や谷川岳が雪をかぶり始めていて
うーん、やっと冬が来たなーって感じ。
さて年明けの初滑りはいつにするのかしら・・・?

 

見た

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以前、ここで偶然見かけたときは、降りてきた人と目線が合って「しまった」という顔をされましたが、今はもう堂々としたものです。

素朴に思うんですがフロンクスのこのスタイル、もうSUVとは異なるジャンルじゃないかなあ。

 

たまに停められて80分

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追い越しの際に気づかず寄ってこられたのか、追い越した側が間合いを誤ったのかわかりませんが、路肩のトラックは右側の外板を吹飛ばされて荷物が車線を塞いでいました(18日早朝)。ナビ画面には「故障車」。それに突っ込んだのか?

この時間帯はまだ東京越えに渋滞発生していないんですが、皆先を急ぐんだよねえ。80分ほどで解除されました。ネクスコの手際はなかなか良かった。