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  ~懲りない傾向~

ビーファイターの30年とテッカマンの50年

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「重甲ビーファイター」が登場したのは1995年2月のことで、なんで7月まで引っ張っているのかというと、その年の7月2日放送から、オープニング映像にV6エスクードハードトップが忽然とインサートされてきたからです。その件については2015年に「ピークの時代」としてあらましを書いています。このTA11Wは94年にデビューしたモデルなので、まあけしからん使われ方ですし当時のスズキも自然を護るヒーロー番組でこうなるとは思っていなかったのではないでしょうか。

この年、12月には「ゴジラvsデストロイア」が封切られ、TD11Wを劇中で使用していますが、その話も「円熟の時代」にまとめてあります。それはさておきビーファイターでは、紅一点の戦士が常用しているらしい・・・というくらいでしかわかっていません。この娘は学生だったけれど偶然のいざないで勢いでビーファイターになってしまうという急展開で、それに合わせてのオープニング差し替えでした。いやー知らぬ間に30年も経っちゃったよ。

30年をさらに遡り1975年の同日に辿り着くと、ビーファイターの「重甲」装着のご先祖のような「宇宙の騎士テッカマン」が誕生しています。ビーファイターもそうなんですが、お世辞にもかっこいいとは言いにくい姿。しかし、地球環境の汚染末期対策として他天体への移民計画可能性探査のさ中に宇宙からの侵略も来てしまう。といった点で50年前、公害という世相も手伝ってのことと思われますが、先取り感のある番組でした。外宇宙探査船ブルーアースはなかなかかっこよかった。