なんだかでん助が痩せた気がして かかりつけの先生に連れて行ったら なんと1.5kgも減ってまして・・・ (去年の10月にワクチン接種した時から) たびのかかりつけだった獣医さんに 連れて行く事になりました。 猫専門の獣医さんなので、詳しく調べて もらえるようです。 さて、初めての病院で大人しく待ってて くれるかな。
2022年の2月に、「詩歌川百景」の記事を書いていまして、その末尾で「舞台 海街diary」について触れていました。
まあこの時点でものを知らないおバカなんですよ。この劇はキャスト入れ替えした再演物で、最初の舞台化は2017年だったようです。どちらの舞台にせよ、観に行くことはできなかったのですけど、初演再演の件は驚くには値しません。
5月の入院中、外界へのアクセスはスマホだけしかなく、これも電話としては使っちゃだめだよのICUでしたが、他の患者は借りてきたテレビをイヤホン使って見ている。
そんならと、スマホからAmazonprimeに入って動画視聴するのも問題ねーなと(まったく何でICUに入れられてんだかわかってんのかよ)、検索していったらこの2022年版が観られる。
観てびっくりでしたよ。原作では最後の最後まで後ろ姿とか顔の下半分とかでしか描かれなかったあの登場人物が、歌って踊って芝居しているじゃあありませんか!(2017年版もそうだったらしい)
信用金庫の管理職も、どのみちそのままでも通用する名前だけれど、女性キャストで演じられていたし、まさか風呂場のカマドウマが・・・以下自粛。
なかなか大胆な演出です。ストーリーだけトレースして人の生き死にを釣り餌にしながら鎌倉の風景を無駄遣いしただけの映画版よりも、面白い。舞台芝居の好き嫌いなどが無いわけではなく、キャストの演じ方や物語の構成で秀でたり劣ったりするのですが、それを言ったら映画版だって同様ですから、舞台は互角以上の出来と言えるでしょう。
で、なんで今頃までこの話を温存していたかというと、7月29日が「七福神の日」だからなのです。この記念日的制定者は前橋市の幸煎餅が販売している七福神せんべいに由来するので、なんだその無関係さはと思われましょうが、鎌倉の物語には日本酒愛好会「鎌倉七酔人」という酒好きのブロガーが出てくるのです。これが物語の主要登場人物にあてがわれており、弁天(鎌倉八幡信用金庫のOL香田佳乃)、えびす(佳乃の上司坂下美海課長)、福禄寿(海猫食堂店主の二宮幸子)、布袋(山猫亭店主の福田仙一)、大黒天(豪福寺の住職で坊主のくせに加藤乃恵留)。
なぜか毘沙門天と寿老人が出てこないのですが、少なくとも毘沙門天は主催者で尾崎酒店三代目の光良あたりでいいし、長寿の寿老人とか言って意外と若い人だったりするのかも。この人がまさかの看護師アライさんだったら、漫画ではほとんど姿を見せないにもかかわらず人気者になったことや、舞台の方では堂々の出演果たしてますから、あくまでも想像として鎌倉七酔人にも名をつらねていてくれたらとニヤニヤするのです。