Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

PHANTOM BLAQ

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何をさておき高級感嗜好を表現しようとすると黒くしたがるのは、インドの国の文化なのか、黒塗り車に恐れをなしやすい日本の国のワンパターン傾向なのか。そのあたりのことはどうでもいいんですが、スズキ(マルチ・スズキ・インディア・リミテッド)にもプレミアムブランドがあり、レ〇サスをどうこう言えないなあと感じてしまう「NEXA」の10周年記念モデル、「GRANDVITARA PHANTOM BLAQ エディション」なんてものが登場しました。

クルマの出来栄えについては見たこともないものを書けませんが、この外連味あふれたイメージボード、本家スズキのわざとらしくへたくそなCG合成ものに溺れたカタログ作りには、ぜひ見習ってもらいたいと思います。

幻影“黒”仕様と、メディアは見出しを立てています。ちょっとうがってファントム・ブラックと読んじゃうと「黒い幽霊」になっちゃうので、サイボーグ009に倒されたらいかんとか、余計なことを考えたりもしますがまあくだらないオチです。

ところで本日23日は、今年の8月において二度目の新月が巡ってくる。いわゆる「ブラックムーン」です。

いやまあ・・・それを書きたかっただけ(ほんとにしょーもないオチ)

 

なにげに上手い でもその寸法・・・

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モータージャーナリストとやらは優先的に試乗機会が与えられてうらやましい限りで、eビターラの試乗リポートもよく見るようになりました。今回目にした記事の何が上手いかって「欧州コンパクトカー」という表現を使っていること。近年では欧州車も大柄になっていますが、この言い方をすると、定義は曖昧ながらもBセグメントだという印象を与えるのです。このあいまいな定義で言うと「全長4,200 mmくらい、全幅1,700 mmくらい」に収まっているのがコンパクトクラスでした。

eビターラ
ホイールベース 2,700mm
全長 4,275mm
全幅 1,800mm
全高 1,640mm
車両重量 1,760-1,799kg(2WD)

グランドエスクード
ホイールベース 2,800mm
全長 4,640mm
全幅 1,780mm
全高 1,740mm
車両重量 1,680kg

三代目エスクード
ホイールベース 2,640 mm(5ドア)
全長 4,420 mm(5ドア)
全幅 1,810 mm
全高 1,695 mm
車両重量1,600 kg(2.4 L 5MT車)

エスクード5ドア1.6XS 5MT
ホイルベース 2,480mm
全長 3,975mm
全幅 1,635mm
全高 1,700mm
車両重量 1,220kg

という比較で見たらば、上記車種でコンパクトクラスと言えるのは初代エスクードのロングモデルだけです(二代目も1.6の5ドアなら収まる)。乗って慣れちゃえばどうってことないんですが、グランドエスクードでは長さが気にかかり、三代目では車幅が路地裏で怖かったですから、こんな非開放系な窓のeビターラも、全長は短いけれど取り回しは良くないと思うのです。という部分に関しては興味深く読んだんですけど、肝心の試乗記については中身がまるでない。それはライターが悪いわけではなく、メーカーが泥なり砂利なり急登坂なりの悪路セクションを用意していないからです。

仮にタイヤ半分水に浸かるようなところで泥水跳ね上げて走ったら、eビターラのBEV性能ってどうなるのか。ディーラーでお客が聞いてきたら明確に答えてくれるんだろうか。悪路だ雪道だと無い物ねだりしてもしょうがないですけど、読み手はこういうのを知りたいんではないか。もっともこれ、ムック誌の焼き直しですが(焼き直しでもオリジナルではそこを試走している)

当時なぜ気づかなかったかなあ

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今は昔、JRA美浦トレーニングセンターでは、公用車としてエスクードの1型ハードトップが採用され、90年代に入って1600ノマドも増車されていました。

先日、過去写真のバックアップをしていて、トレセンで撮影したハードトップの後姿を別アングルで狙ったものを発見したのですが、よく見たらこれは1型ではない。リンクの写真のようなヒッチメンバーがついていないし、1型時代のリアハッチのSUZUKIロゴもありません。

これはすっかり見落としていました(30年も経ってから何を言ってるんだ)。これらの初代たちはとうの昔に退いてしまっていますが、トレセンではけっこうエスクードを続けて導入していたのだなあと今更ながらに感心しております。あの頃まだ今ほどの猛暑ではなかったはずですけど、きっと暑くてぼーっとしながらファインダーを覗いていたんですよ。

これは・・・まずい! かも

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ここまで気づかなかった方も間抜けなことで、先週金曜日に給油した際にリセットをかけた走行距離計が、昨日の朝「9.9km」。

壊れましたな。

「まだだ!たかがトリップカウンターをやられただけだっ」

などと言ってる場合じゃないよ。この故障がオドメータにまで波及したらえらいことになってしまう! オドメータは今のところ正常に動いてますが、ここまで来てメーター交換なんてあほな顛末は勘弁してほしい。

確信はないけど目がおかしいわけでもなさそう

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「頭文字D Final stage」の配信を観ていて、ほんの一瞬のシーンにくぎ付けになったんですよ。以前、11系ノマドが登場したこともありますから、二度目があっても不思議はないんだけれど←いや番組が番組だけに不思議すぎるだろう

相変わらず背景上の置物ではありますが、Bピラー黒くないけどこのカタチはよそのメーカーのどの四駆でもないように思えます。うーむ、5ドアで描いてくれていたら61Wでは?って書けたんだよなあ。ちなみに最終話の場面です。

秋きぬと目にはさやかに見えねども

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藤原敏行は続けて「風の音にぞ驚かれぬる」と詠んでいますが、スイカかじってかき氷すすってトウモロコシ茹でて(腹こわすぞ)、畳の部屋でなく縁側の板張りに日陰を作って寝そべって・・・最近ではそれもやってられない暑さ続き。昨日から立秋という暦の新暦旧暦のズレとは関係なしに、8月は昔からどうやって涼むかの探求の時期となっています。

世間に対しては申し訳ないことに、今日を乗り切れば来週いっぱい仕事が休業になります。その分、今日までがぶん投げたくても逃げられない追い込みなのですが。それよりも乗りきらなくてはならない猛暑はまだまだ居座るようですから、皆様電池切れなどされないよう元気にお過ごしください。

 

ジオランダーA/T G015

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スタッドレスタイヤで一時しのぎしながら、ヨコハマタイヤからの配送を待ってBLUEらすかる最後のタイヤ新調が果たされました。この銘柄は、かつてウエストウインのエスクードがTDAにおいて使っていたものバージョン違いのようです。かつて、ということはすでに、少なくともこのサイズはカタログ落ち確定していたタイヤで、メーカーの東日本、西日本ディビジョンをあたってもらっても、225/70R16のサイズは6本しか残っていませんでした。

タイヤは5本ともウエストウインの島雄司社長が確保してくれたもので、何処のメーカーも値上がりしている中、かなりありがたい価格で買い付けることができました。実際に届いた製品を見ると、サイドウォール先端部はいかにもヨコハマのA/Tらしいごつごつ感があるものの、トレッドパターンはずいぶんとおとなしい。ぷらすBLUEのジオランダーA/T4の方が馴染みのあるパターンです。さらに言うと、トーヨーのオープンカントリーA/Tはもっとアグレッシブです。

ちくしょー、霰のハスラーに負けてるぜ。と苦笑いしながら走らせると、これほんとにA/Tタイヤなのか?というノイズの少なさ。昨日までしのいでいたスタッドレスタイヤよりも乗り心地が良いのです。まあ僕も車も齢も齢だしこんなもんでいいやねと納得して、舗装路から土と砂利の上りステージに持ち込んでみました。意外とトラクションはかかります。あとはウエット性能と耐摩耗性ですが、BLUEらすかるでは24000キロ持たせてくれれば合格です。

最初で最後の妙高Wらすかる

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つくばーど®in妙高高原18の林道編は本日の予定なので、あとで補完しますが、我が家は久しぶりの家族総出で参加しており、BLUEらすかるとBLUEらすかるΩのWらすかる体制です。地元で開いたつくばーど®行事にはすでに2台そろって出ていますが、妙高くらい遠い所へこの布陣で出かけるのは初めてです。そして2005年の妙高高原02から行き来してきたBLUEらすかるは、今回が最後の参戦となります。20年前は後部座席にいた霰と霙が、Ωでついてくるのは親ばかながら感涙ものです。

しかし迂闊なことに、2台がそろって走るシーンを撮るためには、「撮影者が3台めの車両に乗っていないと困難」だということにあとで気がつくという。まあまったく不可能なわけではなくて、手ブレしかねない林道でならば、誰かの車に乗せてもらうよりは、途中で僕が徒歩で先へ回って2台がやってくるのを待ち受ければいいんですが、定点で撮るとどうしても動きを捕まえにくい(へたくそだから)。それに最近は熊の出没も警戒しないといけません。

kawaさんが撮ってくれました。しまった、つくばーど®in妙高高原18のリポート書き終える前にメールチェックしとけばよかった。

実際の写真は縦フレームです。ブログ用定型サイズにトリミングさせていただいてます。

およそ20年前の相場

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初代で最終型のコンバーチブルに掲げられていたプライスボードは48万円。エスクードの知名度も人気も、2006年の頃なんてそんなもんだったのです。

しかもこの個体はさらに3年ほど遡って、別の中古車販売店にてさらに安い値段で出ていたのを記憶しています。当時からコンバーチブルは希少モデルに属していたから、触手働かなかったのが奇跡でした。

なぜこれに手を出さなかったのかというと、この販売店に、乗り出し17万円で購入した初代2型のコンバーチブルを見せびらかしに出かけた時のことだったからでした。

得てしてそういうタイミングで出くわすんですよねえ。もっとも、うちのぷらすBLUEの本体価格6万5000円という値段は、相場破壊もいいところでしたが。

僕にはもう遅い 孫の代ならウケる

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などとマーティー・マクフライみたいな逃げ口上しか出てきませんが、いよいよスズキがeVIТARAのティザーサイトをスタンバイしました。気をもませますが下旬まで「comingsoon」です。しかしメディア先行宣伝のやり方は昔から変わらず、概略記事試乗記事も解禁されています。メディア側もOEMの相手を考えたら、やれ何たらがチープだとかどこそこが安っぽいとかの「得意な」下手なことも書けないよなあという褒め方です。

スズキ自身が「eビターラ」と綴っているので、2025年度中とはいえ国内投入に本腰を入れたことも、かつてのビターラ/エスクードとは切り離すことも確定のようです。今年度中、と発売時期をぼやけさせているのは、現時点で露出しているものがプロトタイプだから、まだ多少の修正を残しているということなのでしょう。さて初物に弱い日本人(超偏見な問題発言)はジムニー、ジムニーノマドの二の舞三の舞を引き起こすのか。

ま、それどころじゃねーです

クルマは優しく走らせとくもんです。バーストだけで済みました。回収中なので他のダメージ確認はこれからです。ホイールはお釈迦ですね。