Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

20年で90万キロ(に、ちょっと届かない)

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表題が紛らわしくて済みませんが、BLUEらすかることエスクードTD61Wは、2005年9月5日に手元にやってきました。現在98万キロ台に入ったところなので、20年でそれだけ走っている・・・とは言えず、購入時に88000キロが刻まれていたため、僕自身の運転ではまだ90万キロに届いていないのです。こうしてみると当時すでに9年落ちですがなかなかピカピカです。これは練馬のスズキディーラーが頑張ってくれたおかげで、初見したときはエンジンルームなんか赤錆だらけでした。

茨城の陸運事務所でナンバーを取り付けてもらった足で、磯崎海岸まで走らせたのが最初の運行。この日は午後から小雨でした。テンロクノマドはすでに我が家にありましたが、2500ccという初代エスクードにおいては最大排気量を持つ個体の「おっとり走りと踏んだら大変」の二面性もさることながら、テンロクショートの1型だったら2台分のパワー(トルクは倍にはならないけど)が、運転側を疲れさせないことにありがたみを覚えました。

2005年と言えば、三代目エスクードがデビューした年でもあります。そういう選択肢を踏んでいれば、細かい不具合から深刻な故障に悩まされることは無かったかもしれませんが、先代らすかるでやり残したことがあったし、引き継ぐのであれば初代でやるしかないとか、2000のV6に乗ったから次は2500だとか、どこか通ぶっていたような気がします。でもこの頃、先代がこなした地球から月までの距離を走れるとは思っていませんでした。

それくらい、外見から見えないところはボロボロだったのです。普通だったらそんなもの手に取ろうとはしないものですが、「見ちゃったから後へは引けなくなったなあ」と決心したのは大げさな表現ではありませんでした。ま、その割におそらく、前の所有者よりもはるかに過酷にこき使ってきたのは間違いないでしょう。そうやって紆余曲折せずブレもせず、20年めの運用がファイナルラップになることを、段々実感してきました。

 

 

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