令和版「仮面ライダー」も5作目になるそうです。既に平成版から「仮面ライダー」である必要のないシリーズが続いていて、ああ、これは「仮面ライダー」だねと受け手が認めてよいものはいくつも無いような気がします。放送コードの問題もあり、今だと改造人間という設定は使えず、強化服と変身ベルト(ドライバー)、マスクというガジェットに置き換えられて多くのシリーズが切り抜けてきました。今作「仮面ライダーガッチャード」も然りです。
誰もがわかっていて何も言わないことは、約一年間で1作のヒーローが作り出され、玩具を売り抜くためのマスク・・・よりもベルトや携行武器に支配された世界。視聴者側に浸透していると思われるカードバトルのシェアを維持するための、変身や特殊能力の発動アイテムから、逃れられなくなっているシリーズと言えなくもない。
もはや仮面もライダーも商品のための記号でしかない。おぢさんには「もうここには来るな」と言われているようです。が、曲がりなりにも仮面ライダー。ひとまずはバイクに乗るらしいので、そこだけ縋り処です。
しかしまあ・・・アフリカツイン持ってくるとはびっくりだ。