子供の頃に祖父母に連れていかれたことのある「船橋ヘルスセンター」は、もうすっかり記憶から消えてしまっています。その跡地が「ららぽーとTOKYO-BAY」だとは知っていますが、実は大人になってから来たことが無かった。30年前に開業し9年で閉鎖した「ららぽーとスキードームSSAWS」も、湾岸線から遠望したくらいで夏スキーに出かけたことはなかったのです。今回、この辺りで撮影の仕事が入り、20代の部下の男の子を南船橋駅でピックアップしました。
そのとき駅のロータリーから出て沿道で待っていた彼が撮っていた写真をもらったのが挿絵ですが、SSAWSのあった場所には外資系の巨大家具センターがででんと鎮座しています。この東側に展開する公団住宅の団地は開発当時のままで、下手に入り込むと通行止めや一方通行出口の嵐で脱出困難になります。
「ザウスがあった頃に来ていればここ半世紀の景色の変化を見たことになったんだけど、何しろ俺もン十年ぶりなんだわ」
と、なにげに呟いたらば彼は
「ざうすって何ですか?」
・・・そうだよねー。
ザウスそのものには、もちろん行っていませんが、当時は北海道でもさかんにテレビCMが流れていました。
羽田から離陸した飛行機の窓から、独特の形の建物がよく確認できたのですが、ある年から解体工事が始まって、骨組みだけになっていたのを、感慨深く見下ろした記憶があります。
スノーボードに特化していた、ザウスのちっちゃい版が茨城県の龍ヶ崎にもありましたが、東日本大震災の少し前に閉店してます。
所沢の狭山スキー場はまだやっているみたいですが、ザウスなんかは新谷かおるさんに言わせると「箱庭ダイナミズム」だって。
言い得て妙です。
家から近かったので、ザウスは何回か行った事があります。津田沼にもスキーイングイン津田沼というのがありましたよ。あ~スキーに行きたい
あー、津田沼にありましたねえ。
あそこは近きを通り過ぎたことがあります(行ってないんだやっぱり)