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  ~懲りない傾向~

クロカン四駆の復権は有りや無しや

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枯れた技術だ古臭い機構だと言われようが、55年の歴史を歩んできたジムニーも36年程度のエスクード(便宜的に初代)も、クロスカントリー四駆の端くれで、あまたのSUVと一括りにはできないものだと思っています。エスクードに関しては街乗り志向も入っちゃってますが逆の見方で、誤解してはならないのは、両車とも「山にも街にも行けるクルマ」だということです。いやその、無理矢理行く必要はありませんが。本日発売のあれは、茨城県下では500台のバックオーダーだとか。

林道なんて昨日と今日とでコンディション激変ということは多々あります。ここまでだなと決意することはある意味勇気英断です。乗っているクルマの前後左右感覚をとらえて、どこでどう方向転換して引き返すか。それはクルマの性能と自身の操作にかかっています。だから最小回転半径がどうこうという話は「その性能でどうすればリカバリーできるか」が大事なのです。うちのTD61Wは5.5mですよ。あちこちで敗退して引き返してきていますよ。5.7mと大差ないです。

これも誤解してはいけないことですが、だからと言って車をぶつけて破損させてでもというのはよくよくのことで、そうならないように操作する安全確保はもっと重要。でもタイロッドが抜けてハンドルが効かない状態で山を下りねばならなかったことも経験しました。これはもう藪や土手に車体をすり当てて曲がるしかない。

そういう操作を決意できるのは、やっぱりエスクードもクロカン四駆の端くれだという、信頼できる道具感によるものです。TD01Wだって100馬力しかありませんでした。古参のエスクード乗りはそれを承知で果敢にクロカンステージを走り、街に買い出しに出ていました。ジムニーノマドがその再来だというなら、壊さない程度に擦り傷くらいの覚悟は要るのだという話です。それは自分も家族も無事に帰宅するということが大前提だからです。

蛇足で書きますけど2点目の写真、現在はエスクードなどでは太刀打ちできないほど土砂と大岩で埋まっております。ランドクルーザーでも乗り越えられないくらいです。そのランクル、この道幅でも切り返しで引き返していけます(動画を拝見しました)。持論というほどじゃありませんが、乗っていない車のことは軽々しくあれがダメこれがダメと言えるものではなくて、オーナーこそが苦言を言える立場だと考えます。

ジムノマがオールラウンダーとして使いこなせるか、ただの都市型四駆に成り下がるかは使い手次第。そう言ってしまっては実もふたもありませんが、どのくらい小回りが利くのか利かないのか。馬力よりもトルクの使い方が重要だとか。その辺を一回りでは話にならないし、一般道とグラベルでの速度感の違いは体験しなくてはわからない。まじめな話、ディーラー試乗車はその辺を一回りなんてケチなことをせず、それこそ予約制でも何でも敷いて、せめてフラットダートで安全度の担保された山道まで案内して基本性能をレクチャーするくらいやるべきでしょう。希望者から料金を徴収してオフロードコースで試乗する手もありだと思います。

何でかと言えば、三代目エスクードが出てきたあたりから、林道の走行速度を説明するだけで煙たがられるようになりました。僕はエスクード以前にSJ30、JA71に乗って、その当時の先達から口を酸っぱくして(されて、か)やってはいけないことを叩き込まれました。それが継承できないんだなあと痛感したことがありますが、古参のエスクード乗りはそういったルールをちゃんとわきまえていたことに感銘したのです。んー・・・まとまりがつかんわ。

 

糖分を下さい・・・

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はー、しみわたる・・・

振り出す手形のサイトが短くなったので
都合2回分の決済を帳簿にカキカキしていたら
頭痛が・・・(私は筆圧超高め)
伝票計算したり口座の残合わせたりで糖分欲してるのも
確かなんだけど。
誰かっ!私の肩揉んでくれっ(泣)

 

雷乃発声・・・は、もうとっくに来たよ

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二十四節気の七十二候・春分の時節を表す「雷乃発声」(らいすなわちこえをはっす)は、2025年にあっては3月30日から4月3日あたりまでを示すそうですが、いわゆる春雷の響きと共に東京多摩西部に大雪警報が出たのは3月19日のことでした。「まったく、翌日が花見だというときになんてことしやがるんだライさまのやろー!」と、蔵が憤っていたという間抜けな冬の仕舞いにして春の訪れでした。しかも初代エスクードときたら、あの程度の霙の中を走っただけでAピラーに吹き溜まりを作ってしまうし。

三寒四温とはよくも言ってくれたもので、つくばーど®の花見は予定外の三寒をくらって(ことしはうまく行くはずだったんですよ)、花見の方は毎度の我慢大会レベルとなり、次の日からぽかぽか陽気でした。先月の19日はほんとにやられたーの厳冬で、基地周辺よりも都心の方が低温だったのです。そこへきて早朝から稲光と雷鳴で、傘をさそうにもビル風か強くて壊してしまいそうだったため、まだ春雨でもないのに濡れていくしかありませんでした。

現実の「雷乃発声」はかなり前倒しされましたが、いよいよ春分の候も明日いっぱいで切り替えです。4日からは「清明の候」となり、まずは「玄鳥至(つばめきたる)」から始まりますが、さてことしはいつ、燕の飛ぶ姿を見ることになるやら。

 

ホワイトデーでにゃんこ。

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にゃんこはチョコレート。

「遅くなっちゃってごめんねー」と、
友達夫婦の旦那さんが下さったお菓子。
ピンクの筒の中には桜の香りがする
バームクーヘンが入ってました。
紅茶淹れてオヤツタイム❤

 

夢幻泡影

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ТA74Rは、ベースとなった同Wが構成していたパネルラインを素直に分割し、車体後部をフェンダー上部のラインに沿ってそぎ落とし、合成革製のソフトトップを代替した典型的なコンバーチブル。この手法は国内投入された初代、海外にのみ存在した二代目を踏襲していましたが、X‐90のような2シータータルガトップとしてリア側をパネルで覆うという腹案も考えられました。最終的には4名乗車定員が、荷物積載量と共に勝ち残ったようです。

開発コストの関係からパワートレーン、駆動系、足回りなどはすべてそのまま。しかしコンバーチブルとしたことで車両重量は約80kg軽量化され、これがリア側に集中するためフロントヘビー化によりリアのトラクションが弱体化するとも思われましたが、もともとFF寄りであったフルタイム四駆の恩恵でその懸念は打ち消されました。

残念ながら74Rは、三代目ショートモデルが僅か1年でカタログ落ちしてしまったことから世に出ることなく幕を引いていますので、この車体でせめて54WのJ20Aエンジンを積んでいたら、とか、仮にモデル末期限定100台ででも発売していたら、などの話題を引き起こすこともなく幻に終始しています。

 

ちなみに本日は4月1日です。

 

寂しいなぁ。

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仕方ないけどさ・・・

子供の頃、てくてく歩いて通った小学校が
本日で閉校します。
自治体内の三つの小学校を統合して中学校の
敷地内に新設されるそうな。
私の通った小学校が明治7年創立。そこから
他の二校は分校として明治9年と24年に
開校されたという歴史があります。
まあ中学校も私が通っていた時代の1学年分
(当時45人学級で5クラス)+もう1クラス位の
人数ですもの(全生徒数が)
効率考えたらこうなっちゃうよね・・・

 

唯我独尊というかまだ前衛というか

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「愛の戦士レインボーマン」「ダイヤモンド・アイ」に続く「正義のシンボル・コンドールマン」のいで立ちは、ヒトを超越した神がかりな化身なので、いやその姿はさすがについていけないと思えど、こういうのが川内康範作品なんだろうなあと押し切られてしまうものがあります。60年代ならそんなことを気に留めなかったはずですが、コンドールマンの登場は1975年3月31日。少なくとも「月光仮面」をトレースしながら新機軸を創造したレインボーマンの造形に軍配をあげたくなります。

前2作が東宝制作、コンドールマンは東映作品ですが、コスチュームへの言及はここまでとしても、大道具であるマッハコンドルのなんとも雑な作りとコンドルよりもヒヨコ風味にがっかり感が漂うのです。でもこの時代の材料ならではという、フェアレディ―をこんなにしてしまう造形屋さんの度胸には敬意を表します。

全国限定200台だった・・・かな

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「初の」とは書かれていないので記述自体に間違いはないのですが、例のなんとかペディアのスズキエスクードの項目には、1989年(平成元年)にはスポーツ用品のブランドを冠した特別仕様車が登場、5月に夏期限定車「ヘリーハンセンリミテッド」、10月に冬期限定車として「ゴールドウィンリミテッド」が設定される。とあります。あらためてこれについては「初の」と書かれていないので特に問題はないのです。

が、確かこれよりも前の89年1月に「G‐リミテッド」の最初のモデルが出ていたのですが、記憶では特別仕様とか限定車という意味で、前年にグッドデザイン賞をとったことから初の試みとして世に出たモデルでした。アウトドアスポーツコンセプトのヘリーハンセンやゴールドウインに対して、どちらかと言えばシティユース趣向のイメージが強いものの、これも翌年度以降年度末販売の定番となってシリーズ化されました。

それにしてもこの当時のスズキのカタログは、スチル1点とってもコストをかけています。隅々まで見ていくと合成写真が無かったわけではありませんが、メインとなるビジュアルは実車を実景で撮っています。しかもこのG‐リミテッドの場合、許可が出たんでしょうけどよくこんなところで撮影したなあと、うっかり真似しに行ったら怒られるじゃ済まない場所ではあります。

さくらはじめてひらく

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花見をやってしまってから七十二候の「桜始開」を話題にするのもあほみたいですが、暦の上でも2025年は3月25日あたりから29日の数日間がこれに当てはまり、エドヒガンや大島桜からソメイヨシノへと移り変わる時期にも重なります。なんだってまた、ソメイヨシノは寒暖の差による開花ずれがあるとしても一斉に咲き出すのかと首をかしげていたら、「ソメイヨシノはエドヒガンと大島桜などから交配され創り出された鑑賞用で、それらの成り立ちはほぼクローン」と教えられました。

この物知りの知人によれば、エドヒガンなどの原種を辿っていくとヒマラヤザクラという品種に遡り、2000mを超える高地で棲息していたことや、25000年前の化石も存在するとか。ソメイヨシノなどは近代日本の名物であり、古来花見とはヤマザクラのような群生を眺めていたものなのだそうです。

知らなかったよ、やっぱりつくばーど®の花見は気が早かったんだよ。天狗の森でヤマザクラが観られるのはこれから半月以上先だもの。

いち似のダレか。

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お昼寝中。

以前に新月サンが家の真横で見かけて
心臓バクバク言わせたハチワレ君。
ウチから数十メートル離れた駐車場で
寝てる所を目撃(笑)
ハチワレ具合はよく似てるんだけど
この子前足が長袖だわ。
(足先が手袋状態で白い)