光明丹というのは鉛丹(えんたん)色の別の呼び方で、酸化鉛のやや赤みを強くした鮮やかな橙色を言います。蓮田さんはパッションオレンジと呼ばれるハスラーの定番色ですが、光の当たり具合で橙というより丹に近く見えることもあります。しかしオジロの赤を茜色と言い切ってしまうのはどうかなと思うところがありながら、奈良時代の古色に照らし合わせると、だいたいそんな色合いです。
霰が卒論発表会に残った後、蓮田さんとオジロの写真撮影のために和邇さんと和邇お嬢姉に案内されて、みなとみらい地区の近所まで出かけたのですが、遂に2台の邂逅という場面に、競技かるたで和邇お嬢妹も不在。それぞれのオーナーがいないのに車の方はミーティングしている不思議な午後となりました。
夕刻、和邇さんご夫妻が手配してくださった中華料理店で貸し切りの晩餐となりましたが、なんと教授陣の飲み会に連れ去られて霰はまたもや不在。主役居ないのかよ状態でこちらの宴会は・・・お嬢妹が間に合ったので盛り上がり。ほぼ満腹となったところへ霰が戻ってきて、ようやく撤収間際にこの写真が撮れました。
つくばーど世代交代のときが、この瞬間から始まるような気がする・・・
光明丹って、色の名前そのものだったんですね。初めて知りました。
古い人間なので、光明丹と聞くと、エンジンのバルブ摺り合わせを連想してしまいます。(笑)
若いひとは知らないんだろうなあ…。
もとは奈良時代の言葉で、技術屋さんの世界では四三酸化鉛から作り出した赤色の塗料を言いますね。含鉛顔料がJIS規格上問題なかった頃はさび止めに用いられたり、バルブやギアの当たり面のチェックなんかにはこの顔料を使いましたね。
「光明丹」に含まれる成分が人体に害を及ぼすので現在は「新明丹」に代わっております。
分かるかなぁ?わかンねぇだろうなぁ!←若い人は知らないだろうなぁ(+o+)
いやそっちの錆じゃなくて、わびさびの話なんですから―。
新明丹、延び方というかはがれ方が光明丹とちょっと違って、
切り替わった最初のうちは戸惑いました。
もうここ何年も使ってませんが…
思わずそっちに展開しちゃったなあ。
蓮田さん、晴天の光の下ではまごうことなくパッションなオレンジです。