Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

あれがカシオペアこちらは白鳥座

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うちの近所には五山のような送り火行事はありませんが、数日前まで旧盆用の出荷のための夜間栽培で、電照菊を照らす明かりが煌々としていました。昔は直線距離1500mあたりに営業していたスーパーマーケットが、基地で眺められるくらい盛大な打ち上げ花火大会を催していたけれど、店舗が空き地になって久しい夏です。そんな田舎ですから星も良く見えます。10年前だと僕と霰が帰省組でした。今は霙がそのポジション。

先日のペルセウス座流星群は薄曇りで観測不可能でしたが、昼間の暑さと裏腹に虫の声が聞こえるようになりました。線香花火のはじける音は、送り火の前でももの哀しいかすかな響きを伝えてきます。静かなお盆も明日で開けていきます・・・と締めくくればかっこいいんですが実は、つくばーど基地は昨日の午後大変な目に遭っておりました。14時過ぎに裏山付近でかなり大きな落雷があり瞬時に屋内ブラックアウトです。

でもまあ昔ならいざ知らず、21世紀の電力復旧能力はよほどの災害でなければせいぜい2分かそこらで・・・

2時間経っても復旧しねえ!

そんな、待ってないですぐにやれよな話ですが、配電盤を点検したら漏電遮断器が落ちていました。おぉ、優秀っちゃ優秀じゃん。で、線香花火に進むのでした。

たまに食いたくなる石焼き芋と珈琲

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何年か前に郊外へ移転し、そのまま閉業になった長野県飯田市の喫茶店「蔵前」では、朝の6時半開店からやっているというありがたい店であったと同時に、モーニングコーヒーをセットで頼むとトーストではなく石焼き芋が出てきて、思わずリピーターになってしまったお店でした。何度かのエスクードミーティングが開かれ、あの田切駅詣でが続けられ、林道にも入れるところでしたが、今ではここで味わった焼き芋とブラックコーヒーは自宅で再現せねばなりません。

三代目がんばってる

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霞ヶ浦左岸の街道沿いにあるガソリンスタンドは、昔は旧道に面した店舗で親父がよく使っていたお店です。その頃は今の街道あたりが湖岸でした。創業者の須田さんは一昨年亡くなられて息子さんが後を継いでいます。つまりうちも二代にわたって須田油屋さん(昔の店名)にお世話になっているのです。昔の話はあまり記憶にありませんが、祖母の実家が旧店舗の近くにあって、そこへ出かけるたびに親父は給油に立ち寄っていたのです。

最近はまた近場にセルフスタンドもできていますが単価のことなんかどうだっていいんだよと、僕も須田石油店(今の店名)に寄らせていただくのは、現社長の娘さんが手書きのニュースペーパーを二カ月に一度の割合で作っていて、これが楽しみで給油ポイントにしているのです。家族ぐるみで朗らかなスタンドだということもありますが、A4一枚を毎回異なる話題とクーポン、私信でまとめていくのはなかなか大変な手間なのです。彼女が正式な三代目になるかどうかはまだ先の話です。

立秋の風景

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昨日、暦の上で立秋となりました。空に巻雲地に蟋蟀・・・というような秋の風情を探して楽しむ季節の移り目ですが、そんな二十四節気なんて古代中国の黄河流域の肌寒い時代と地域の産物なので、現代の日本じゃ無理やりその気にならなければとてもじゃないですが毎夜の熱帯夜を蹴飛ばしきれません。それでもつくばーど基地の真夜中は22℃くらいまで気温が下がってくれるので、まだましなのかもしれません。

そんな真夏の・・・って立秋のこと書いてるのに、真夏の風情というか、基地の紅葉の樹液を求めてやってきたノコギリクワガタのなんと立派な体躯。子供の頃のカブト、クワガタ獲りでもこんなに大きなやつはめったにお目にかかれませんでした。

あぁ、真夏だねえ(だから立秋どうしたんだってば)

The beginning of autumn.

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蒸し暑くても焦げるほどの暑さでも、暦の上では夏にひと区切りがついて立秋なのです。

そんなわけねーだろうと昔の人に苦言を呈すれば「暑さ寒さも彼岸まで」と切り返されるのがオチです。要するに夏真っ盛りなんですが、風情を愉しむ心持ちも無くてはならないということなのでしょう。

もうちょっと頑張れば盆休み。熱中症にお気をつけてお過ごしください。

真夏の夜の饗宴

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かんむり座に位置する「かんむり座T星」で新星爆発が生じ、平時は10等星程度の明るさが2等星レベルまで強まり、短い期間ながら肉眼でも視認できる・・・

というニュース記事なり天文愛好家のブログなり天文台のお知らせが、この春から不定期に同じテーマとして取り上げられています。さながら真夏の夜のロシアンルーレット饗宴のよう。

2024/07/30

2024/07/28

2024.07.26

2024/07/22

2024/07/06

2024/06/25

2024/06/13

2024/06/13

2024/06/04

2024/05/28

2024/05/15

2024/05/09

2024/05/04

2024/05/01

2024/04/29

2024/04/29

そんなわけで7月末から遡ってあっさり飽きたので、2024/04/052024/03/21まででやめときました。こう見ると遡った限りでは(取りこぼしだらけなのは認める)CNNの記事が最も最初(の方)のようです。笑っちゃいますがその次の4月5日は・・・僕の書いたブログです。これらはきつと「9月までに随分間があるけれど、記事化する前に新星爆発しちゃったら負けだ」と、皆同じようなつもりだったんでしょうね。

一方で「こういうのは早い者勝ちだっ」という、実は気の小さいやつがうちの記事だったんですが、もろにロシアンルーレット不発の第一号です。それもくやしいので「爆発したら書けばいいじゃん」と思って用意していたのが、ウルトラマンダイナの「君を想う力」という物語の一幕。これは小川村の天文台で超新星爆発を発見しようと観測を続ける天文家と、その幼馴染であるスーパーGUSTのユミムラ・リョウ隊員のエピソードで、ダイナ傑作選のひとつでした。

何をどう書いていくかも考えていたんですが、今回リンクが多すぎでそこまでダイナを書き込める余地が無くなっちまいました。

 

つちうるおうてむしあつし

2 Comments »

土潤溽暑。夕立を超えた夕立が続き、この雨降りまではまあもう蒸し暑いどころではない大暑の日々です。これでほんとに立秋来るのか? な陽射しで、夏休みも盛りと感じながら常磐道でよく見かける路肩の故障車。たいていパンクしたかバッテリー上がりのようですが、あらゆるEVやハイブリッド以外のクルマに水温計だけでなく電圧計も標準装備すべきだと思います。それ1個つけたからって、売値に大きく跳ね返ることもないでしょうに(跳ね返らないとディーラーが泣くのか)

BLUEらすかるの電圧計が、さすがに古くなってきてセンサーあたりが正常な電圧を拾えなくなり、主治医のところでテスターにかけるとバッテリー側の数値よりも1.2vほど低い値になっていました(写真は日中エアコンなしの数値)。夜間、ライトオンで走っていると妙に低い電圧になり、エアコンなんか入れたらさらに下がるので気になっての点検でした。計器の方が低いならしばらくは大丈夫だろうと判断したところです。→ところが・・・

「お早目のバッテリー交換が望ましいですねえ」

給油に行った行きつけのスタンドで出てきたテスター結果が左の伝票。劣化がかなり進んでいるとか書かれている。「これ入れたの3年以上前ですよ」とも。

健康診断としては状態がモニターできたので良いのですが、なんかこう、バッテリー買ってくれと言わんばかりのコメントじゃないかなあ。

極端すぎる

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かつては「ダイスミンチ」、今「味付豚ミンチ」で、豚肉のミンチに大豆や野菜などを混合しフリーズドライ加工したものを、日清食品の安藤徳隆社長が「謎肉」と命名させたことは有名な話ですが、当然「謎肉の日」も制定されちゃいました。今日が第二回目のその日ですけど、これ一箱に通常のカップヌードルに封入した料としては47杯分入っているという・・・

極端すぎる!

 

昔は天然産地(いや今もそうです)

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天然ウナギの産地のひとつに、昔は霞ケ浦もあげられていました。とはいっても昭和30年代がそのピークで、漁獲高はその頃で年間330tくらい。くらい・・・なんて言っちゃったけれど、現在の全国とれ高は60t強だというから、案外たいしたものだったのかもしれません。当然、全国的に天然物は減少しているので、霞ケ浦産なんてものはもう1tもありません。獲れていることはとれている。だけどそれらがどこへ行けば食えるのかはわかりません。

霞ヶ浦と太平洋が繋がっていた江戸時代とは、あまりにも地形や河川の環境が変わりすぎました。常陸利根川(河川法においては霞ヶ浦はその一部)に海水遡上・塩害対策などの水門ができたことが原因とも云われるし、生活排水や釣り餌による富栄養化で水質が汚濁したからとも云われていますが、今その話を議論しても始まらないので、一の丑なら鰻は食いたいのだと無責任に丸め込みます。養殖物だってうまけりゃそれでいいのです程度の自分だし。

きりはじめてはなをむすぶ

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大暑です。桐始結花はその初候で26日くらいまでを示します。でもたぶん、今の気候じゃ「猛暑酷暑は大暑過ぎ」ってな気もします。

桐と言えば東北産のものが箪笥でも下駄でも良質と言われていますが、これはやはり寒冷地方ならではの成長速度で年輪が詰まっているからでしょう。これに湿潤な夏が巡って温度差のある気候風土で育つ桐には、緻密で軽いばかりか粘りや光沢も宿ります。

湿度変化によって湿気を吸放出する能力があり、湿度を一定に保つ特徴が箪笥で重宝されています。桐下駄にも肌触りの良さとして現れます。一方、冬場に桐下駄を履いても体温を奪われることがない程度に熱伝導率が低い。

うーむ。成原博士はそこまで考えてあーる28号の足元に下駄を用意したのでしょう。湿度管理と保温性はアンドロイドの正常な稼働にも大事な要素なのです。

というわけで本日は大暑の入り口であると同時に、下駄の日