近隣の神社仏閣すっとばした初詣・・・ 正月休みに参拝した、妻沼聖天山。 埼玉県内唯一の国宝建造物だそうです。 近くは何度も通った事があるんだけど・・・ なかなか寄れる時間に通らないのよね。 午後から出掛けたので、着いたのが遅くて 聖天寿司が買えなかったのが残念(笑)
闘将の最期から45年
俗にいう「長浜ロマンロボ三部作」という、故長浜忠夫さんが手掛けたロボットアニメがある中(意外かもしれませんが長浜巨大ロボアニメは5作品しかない)、合体のコンバトラー、ボルテスに対して単機変形の「闘将ダイモス」は、45年前の1月27日に最終回を迎え、「何がロマンだ愛だこのやろーっ、俺はそんな演出大嫌いだーっ」と生意気なことを言っていた少年(僕のことです)の留飲を下げたのです。まさか翌週から「踊る戦隊もの」が来るとは思わなかったけど。
そのような嫌いなアニメながら、バカでかいトレーラートラックがヒト型に変形する玩具の方は、余剰部品を多々残したものの変形前のボリューム感や武骨なスタイルが気に入っており、後に見つけたジャンク品が「木星軌道上の人工天体内で自沈した」イメージをよく表してくれて今でも手元に残してあります。これが2008年に超合金魂としてリメイクされると、やたらとすっきりしていて拍子抜けしたのですが、ロボ形態重視なので仕方がなかった。
ダイモスの手足を格納した「トランザー」は、全長が不明です。ダイモスの全高が45mという設定なので、脚部を伸縮収納した分で推測すれば、トランザーは約40mもの巨体になる。旧ポピニカDXと超合金魂とでは変形機構が全く異なります。旧作は45年前の技術として見てもなかなか優れた、要はトランザー形態重視の出来栄えでした。番組もダイモスではなくトランザーで最期を描いていたし、そこが生意気な少年の琴線に触れたのかもしれません。
旧作のトランザーをもう一度見直してみると、第一印象で「超合金魂よりも超合金トイになっている」という点がわかります。ただし設定上ダイモスになると体内のあちこちが空洞化するので、そんなんで格闘戦できるのか?という疑問も出ますが、ロボでなくトレーラー時の見映え優先は、所詮変形したところで流麗な姿のロボにはならんと、割り切りきった判断を通してしまう(多分そんなことじゃないかなあと想像)デザイナー・村上克司さんの秀作です。
Eレイド課題の1がまさかの記録更新
つくばーど®サイトの「Eレイド」は2006年から設営した食べ歩き系クイズラリーですが、なんと、課題の1で出題していた「茨城県最北端の喫茶店」が、緯度上で記録更新されておりました(緯度数値は伏せます)
新たな記録ホルダーは、もう裏山が福島県との県境だという「Café Igarashi」さん。2018年5月に開業されていました。
偶然これを見つけてすっ飛んでいき、ランチをいただきましたがその際、オーナーさんご姉妹に「あら? 五浦の岡倉天心美術館内のカフェの方が北ではないですか?」と言われて一瞬びびりましたが、五浦はこれまでのホルダー「茶夢」さんが所在する大津港駅前よりも南でした。そういうのを忘れているくらい、コンテンツのほったらかしはいかんなあと猛省です。もちろん「Café Igarashi」さんは大津港駅よりも緯度として若干北になります。
ランチについては僕がボロネーゼ、雫さんが煮込みハンバーグをセットで注文しましたが、写真についてはEレイド側に出しているのでそちらをご覧ください。セットにはサラダとコーヒーなど飲み物並びにデザートがついてきます。ボロネーゼのソースもデミグラソースもスパイスが効いていてしゃきっとした味わいです。ホットサンド、ハンバーグサンド、フルーツサンド、アップルパイはテイクアウトもできるというので、ハンバーグサンドを持ち帰りました。
ここまで県北だと、食材などの流通はいわき方面なのかなと思ったら、コーヒー豆に関しては千葉県の業者から焙煎してもらったものを取り寄せているとか。
「30種類ほど試しながらオリジナルのブレンドを作りました」
ちょっと浅煎りでコクがあり、酸味はやわらいだ飲みやすいコーヒーをいただけました。勝手に60マイルブレンド(うちからの距離)と命名。
Cレイド005を差し替えました
案の定と言うか、でしょうねーと言うか。
五番目の月着陸
話題にするのが出遅れしてますが、JAXAの無人探査機「SLIM」が20日午前0時20分あたりで月面着陸を果たしました。昨年9月に打ち上げられていたもので、やはりJAXAが申請し国際的に命名認証されたクレーターSHIOLIにほぼピンポイントでの着床を成功させています。日本初と同時に世界で5番目の月着陸となり、技術的にも着陸精度の飛躍的向上が話題となっています。ランディング方法も4脚の後ろ側2脚を先に着床させ、あとから前2脚を降ろすというユニークな手法がとられました。
この着陸、2015年にリリースされた「宇宙兄弟26巻」で、南波六太が月着陸ミッション時のトラブルで傾斜してしまった着陸船を立て直す際、着陸船に組付けられていた多脚走行装備を駆使して支えきり着陸船の転倒を防ぐというリカバリーによく似ています。「SLIM」の方はあらかじめ「転ぶように」と説明されています。するとこれは、2015年以前から、探査機の着床技術としてプランに乗っていたものが、先んじて「宇宙兄弟」に採用されたということなのかもしれません。
「宇宙兄弟」の時系列における2024年では、まだ六太は宇宙飛行士ではなく自動車メーカーの開発部所属で、彼がデザインしたクルマが賞を獲得する年回り(来年、上司に頭突きを食らわしクビになります)。弟の日々人が初めて月へ打ち上げられるのもさらに2026年まで待たねばなりません。その間、現実世界でも月へ再び人類を送り込むアルテミス計画の一環ミッションが準備されていて、「SLIM」もまたそのための橋頭保を築いたことになります。