1995年の暮れからぼんやりやんわりと野望を温めていた(うそくさい)日がとうとうやってきました。1997年秋時点では、僕がエスクードで、娘らはオフロードバイクで遊びに出かけるイメージだったのですが、必ずしもそうはならず(笑)、しかし号令一下夜明け前に基地を飛び出しひとっ走り遊んで帰宅して朝飯にする。いやー親ばか以前になんと親思いなやつらでしょう。
親はもうずっと以前から馬鹿ですから、そんな境遇にぐれもせず反抗期も(たぶん伏せてくれつつ)経験せず能天気です。自分の車を車庫に残して付き合ってくれる家内にしても、よく呆れもせず合わせてくれるものです。
とはいえここまできたということは、いずれ彼女たちの独立が来ればそこで区切りがつくのも暮らしの行方です。
でも、座してそれを待ち受けるくらいなら、遊んでもらえるうちに遊んでおこう。
てなことを考えているのかって? そんなのいちいち逡巡するわけないじゃないですか。加速・追い越し・走行レーンに戻るタイミングの特訓ですよ。油断してると家内が煽り立ててきますよ。様々な間合いで流れに乗せる練習を朝っぱらからやらされている娘らです。