今年もバラの葉がくり抜かれました。 好みがあるのか、一鉢だけ・・・ 挿し木で増やしたから、ほぼクローンなんだけど ナニが違うのかしら???
今年もバラの葉がくり抜かれました。 好みがあるのか、一鉢だけ・・・ 挿し木で増やしたから、ほぼクローンなんだけど ナニが違うのかしら???
なんだかipアドレスみたいな表題になってますが、引き合いに出しているウルトラプロップの年代です。1966は初代ウルトラマンに登場したフラッシュビーム(ベーターカプセル)。こういうカタチの懐中電灯など無かった時代に、懐中電灯で真似をして遊んだわけですが、ウルトラマンの色彩とはかけ離れた淡いグリーンの筐体と黒のラインには、子供ながら違和感しかなかったのを覚えています。といって、スプーンでやるのは別の演出の真似でした。
ずーっとすっ飛ばして1993年のウルトラマンパワードまで、「ウルトラマン(セブンも含め)になるためのアイテム」として、これは優れものだと思えたのがパワードで扱われたフラッシュプリズム。全然プリズム感がありませんが、仏教の独鈷杵をモチーフにしながらも、なんとなく地球のものではないよねえと感じられるデザイン。歴代ウルトラを通して、僕の中では最高峰の造形なのです。これがアメリカで理解されたかどうかは定かではありません。
そしてまたまた途中を失格させ、2022年のシン・ウルトラマンでリブートされたβカプセル。半世紀以上の歳月が、単なるプロップとしてだけでなく、工業デザインの考え方も取り入れ、携帯性も機能性も洗練されました。惜しいのはスイッチ部分がスイッチ然としていて、どこがそれかすら解らないフラッシュプリズム(中央部の発光部分全部がスイッチ)に軍配を上げたくなります。それでもこの余計な意匠をそぎ落としたそっけなさに、造形の見事さが宿っています。