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  ~懲りない傾向~

ジオ・フロント

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バブル経済時代に流行ったのが「ウォーターフロント」という港湾エリアなどでの都市開発で、京葉、京浜あたりを例にあげれば、重厚長大から都市型リゾートへの転換が随分行われました。

これに続けと作り出された造語に空港周辺で「エアー・フロント」、地下50m以下の「ジオ・フロント」などがありましたが、空港周辺の「範囲」は、羽田や成田のどちらを見ても、定義が難しい。地下街は、東京でもまだその域ではないにせよ、JRのターミナル駅や地下鉄網も含めて考えると、けっこうな規模になっているのかもしれません。

いずれも過密化した都市圏(空港は場所によってはその限りではありませんが)の土地利用から生まれている言葉で、つくばーど基地のような地方にいたら忘れちゃうよと思うほどに無縁の話と思っていました。

が、温泉って、まさしくジオ・フロントではないかと。東北に住んで再認識しています。まあこの分野にはこの分野でスパ・リゾートなんていう言葉があるわけですけど、地熱と湯を活用する術は、過密都市の土地利用などよりも古くから実用化されているテクノロジーではありませんか(それを言ったら海の家もそうなんだよ、きっと)

それにしても、もちろん仙台の作戦室でも風呂には浸かれますが、温泉通いができるというのは、基地の方の温浴施設とはグレードが違います。著名な温泉の有名な・・・高い宿に、というのは年間で数える程にしかなりませんが、銭湯感覚で行けるところが多いのは嬉しい。しかも首都圏の銭湯より安いのがありがたい。この夏は、あちこちでさぼり立ち寄りました。

そしておそるべし温泉。暑い8月と長く続いた9月の真夏日が去っても、今度はぬくぬくとしに通えるという・・・

 

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