おにぎりとともに発掘されたファイル。といっても、この写真は2009年秋頃の撮影で、いずれSSレイドに出題しようと考えていた景色です。エスクードギャラリーにも載せていますが、駅名を伏せているのはSSとの絡みがあったからでした。
しかし、この駅前に行くことは、今は不可能。年末までに警戒区域の再編が行われるようで、それでも帰宅困難、居住制限、避難指示解除準備区域のうちの、前二者の割り当てのよう。町の方針は、被災から六年後までは帰宅宣言しないと・・・
件の発電所は、チェルノブイリのように石棺に封じ込める方向性のようで、その作業のために、大規模な除染を行わなければならない。除染をしたらしたで、使われた物資の廃棄、凝集された汚染物質の中間貯蔵というハードルも越えなくてはならない。
なんと過酷な時代であることか。
こんな状況の最中、刈羽村に当該電力が四十億円!資金投下した入浴施設がオープンしました。震災前に資金投下されたようですが、四十億円でどれほど予備電源が確保出来るか考えると、腹立たしい話です。
この会社は安全対策より地元の懐柔の方が大事なんでしょう。
うーむ。せめて刈羽の人たちには有意義に利用してもらいましょうとしか言い様がないというか。
実は家内のいとこが社員です。彼を見ていると、社内にも被害者がいると思わされます。
だってまったく関係ないラインで一所懸命働いていたんだもの。にもかかわらず、まとめて同じ会社の人間にされて、地域社会から酷い仕打ちを受けています。