かわねこさんが海へ出たなら、こちらは・・・海まで10kmくらいしかないので西へ向かいました。いやなんのことはない、そっちに仕事で出かけたもんで、作戦室を出るときにゼロカウントに戻したトリップメータを見ながら・・・見ながら・・・
「車外の雪がまぶしくてメーター数字が読めねーよっ」
まあそいうところも昔のクルマです。でも西方面に移動して100km地点というのは最上川を渡って山形県長井市に入るあたりだろうとだいたいわかっていたので、橋のたもとで国道を離れてクルマを回してきました。
なぜかと言えば、M‐レイドに投稿したかった風景は逆方向なので。
仕事だからしょーがねーなあとビビリながら、白鷹山の山麓を山越えしてきたのです。が、一昨日だったらブリザードクラスの吹雪だったそうで、
「雷蔵さん、いいときに来たねえ。先日なんかもうホワイトアウト状態で山の向こうでも事故多発だったらしいですよ。今日も夕方から荒れるから気をつけてね」
などと仕事先で脅かされましたよ。
幸いにも滞在時間中は宮城県を出たときよりも晴れ渡った青空に恵まれました。仕事をこなして先方と別れたあとに道の駅に立ち寄り昼飯にトンカツ定食を頼んだら、これはなかなかすごいじゃんというボリュームの料理が現れました。米沢もので、ポークもうまいのだとアピールしていたトンカツは250g。千キャベツではなく地元産の温野菜がふんだんに盛りつけられています。トンカツの下にはオニオンリングのフライがごろごろと隠れていました。野菜風味の汁物も抜群にうまい。
なんだかね、以前別のところで食った長井ダムカレーの盛りつけもおしゃれでしたが、長井の町では山形市内とはまた違った意味で食べ物に出会うのが楽しくなります。これを1000円で出すんだから力が入ってるなあ。と感心しつつ他の品書きを見たら、馬肉の肉団子と野菜の入ったうどんというのを見つけた。
しまった、試すならこっちだったんじゃ無かろうか・・・