模型のスケールから推測すると、全高は1mに満たないらしいサイズになるのですが、何となくそれよりも大きな気がします。その上ダイス船長との比較で見たら、たぶん鉄腕アトムやジェッターマルスの方が小さいんじゃないかとさえ思えるのですが、そこは「ヒトが乗って操作する」という括りで逃げることにします。その範疇においては、おそらく最小サイズの「ロボット」。え? ロボットなのかこれ? とも言いたいのですが、どうも万能工作作業用ロボットと謳われているのです。
この機械が稼働するのは2028年と、もうすぐの未来なんですが、その歴史上世界は2008年にほぼ滅んでいるので、壊滅を免れたインダストリアルにおいて、枯れた技術の寄せ集めとして制作されたものと考えられます。量産されており、力仕事から指先の細やかな作業まで、単純なレバー操作でたいていのことができて、かなりレベルの高い体幹バランス制御も可能という優れものです。
「未来少年コナン」は1978年4月4日の放送開始。45年前に量産機(ただし兵器ではない)というコンセプトでなんとなく現実的な作業機械として登場しており、これをロボットとして見た場合、あとはアナライザーロボット(宇宙戦艦ヤマト)とロペット・ワーワー(宇宙海賊キャプテンハーロック)とロペット(超電磁ロボコンバトラーV)とドンゴ(クラッシャージョウ)のどれが小型かという競争になりますが、重ねて言うけどみんな自律型。さらに自律型ではアメリカ映画の「サイレントランニング」に出てくるドローンやフォンブレイバー(ケータイ捜査官7)のサイズには敵わないのがわかっちゃってるので、深追いはしません。ロボノイドに関しては操縦型ロボの一例として見ております。