フィガロ修理の代打で霙がぷらすBLUEを使っていた数日の間に、それは起きていたらしいです。
「ばんっっっていう凄い音と同時にステアリングが切れなくなって」
これが基地の敷地内だったからまだ良かったんです。赴任地にてそうなっていたらどうにもできない。
この故障は、タイミングチェーンがすっぽ抜けしてカバーを吹き飛ばしたものでした。主治医によると
「チェーン自体は断裂もしていなくて、なんともきれいに外れてました」
そんなこともあるんだなあと思ったけれどその程度では済まない状況。そもそもなぜタイミングチェーンがはじけ飛んだかといえば、経年劣化でエンジンマウントがつぶれてエンジンが定位置から手前にずれてしまい、傾斜も付いていたと。そりゃあチェーンのかかり具合にも悪さするよねえ。
「というわけで、歪んだクランクプーリーも交換です。カバー側も穴が開いちゃってますから交換しないと水でも侵入したらおしまいだし」
まさか・・・またぞろ部品が出ないとか・・・
「今回は調達できました。直せます」
あーもう心臓に悪いぜ。