七夕が過ぎて夏の扉は全開放です。今週末に海の日の重なる連休が巡ってくるのはありがたいことですが、「何それどこの国の話?」というご多忙の方もいらっしゃることと思われます。お察しいたします。
お休みのあるなしに関わらず暑さは右肩上がりの時期です。夏の日差しは嬉しいものですが油断もならないリスクと背中合わせ。夏バテ要因の蓄積もこれからです。元気よく夏を乗り切れますようご祈念いたします。
つくばーど®in妙高高原17に参加する人だけの話で恐縮ですが、うちでやっている「買い出しトライアル」も次が17回目となるんですよ。いやもう「だからどうした」と言われるのは必至とわかってますよ。でも17つながりでやりたいんですよ。
それはいいんだけど(いいのかほんとに?)、ここでなんだってラスカル小僧を出してくるんだ? こんなのより大鉄人17の方が適当じゃないのか? という突っ込みが入ってくれれば、まだ関心貰えているなーと安堵しちゃうのです。妙高での買い出しトライアルは過去に三度開いていますが、いずれも仕掛けた方がぼろ負けしている体たらくでもあります。
まー今度もあっさり攻略されちゃうんだろうなあ・・・
つくばーど®が行っている「SSSレイド」は、出題された場所がどこなのかを探し出し、実際にそこまで出かけて行って「その課題の場所はここだ」という証明の写真を撮ってもらって投稿というスタイルをとっています。最初の「Sレイド」で100以上の課題の場所を出題したので、「SSレイド」へと移行し、これも100を達成したので現在に至ります。この企画は2005年から始まっているのですが、きっかけとなった出来事は2004年6月に遡ります。
ほんの数時間のすれ違いで、その日エンカウントできなかったエスクード仲間からの素敵な写真が送られてきたのが、「Sレイド課題の場所その1」のスタートになります。特定の日に特定の場所にてみんなで落ち合うというオフラインミーティングの逆を行くこの試みは、「昨日誰か来ていたかも」「明日誰かが来るかも」というすれ違いの醍醐味(そんなもんあるのか?という突っ込みは不許可)を愉しむ趣向でした。その日から1年かかっているのは、課題の場所の撮りだめのためです。
実はそれまでのつくばーど®行事が、開催地までが遠くて行けないとか、予定が日程と合わなくて参加できなかったなどの意見をいただくことがしばしばありました。逆転の発想には「そういうことならいつ、どこへでも好きなときに行ってもらえるように」という目論見もあります。最近では新型コロナウイルスに阻まれイベント設営できなくなり、このSレイドとBレイドを組み合わせた「Cレイド」なんて苦し紛れも生み出しています。
47都道府県のすべてに課題の場所を設けることはできていませんが、全国津々浦々のどこかに、課題の場所は今も出題されています。それらを提供してくれた仲間も、とんでもなく遠くからやって来てくれた仲間もいてくれるのはありがたいことです。どこかへ出かけた折、課題の場所が(いくつかは現地の変化で無くなっていますが)あれば、ちょっと寄り道してもらえたら、そこに誰か来ていたかもしれないし、あなたが一番乗りになるかもしれません。
神奈川あたりじゃ休館日だというのにジムニー歴史館で館長に案内をさせるとか、廃盤になっていたはずのジムニー用カスタムリアバンパーを「じゃあ少数生産で作ります」と某専門店社長を動かすとか、噂(いやどちらもホントの話よ)の絶えない新帝国WANIの猛威ですが、いつの間にか埼玉県にもその橋頭保を打ち立てておりました。すっかり広告塔の一部に収まっているではありませんか(というか、新しいサイトの存在知らなかったよ)
これはじきに荒川を越えて、新月さんとこの会社に姿を現すのも時間の問題かもしれない。そうなると利根川防衛ライン、小貝川絶対防衛線もうかうかとしていられません。それらを渡られてAセットのあの店とか天丼のあそことかにやって来るようになれば、つくばーど基地に王手をかけられるのも絵空事ではなくなります。
が、当の基地においては・・・
「だめだこれは。すっかり油断してる」
参加者を募っております7月13から14日にかけての「つくばーど®in妙高高原17」について、のほほんとしていて梃入れしないのでは忘れられるという懸念でアピールする記事なのですが・・・
長野県小谷村観光連盟によりますと、「妙高小谷線については新潟県妙高市との協議により、7月15日に開通の予定」とのこと。
なんとも・・・たぶん連休中の交通量増大を避けようという意図からなのでしょう。それは理解できるのだけれど、あんまりだわーっ
ところがですよ。妙高市に尋ねたところ「そんな協議はしておりませんよ。今の状況は乙見隧道手前の切り通し区間に強固な吹き溜まりがあって、これを除雪するのにかなりの時間を要します。いつ通れるかという話題を載せられません」だそうです。
さて困った。笹ヶ峰までは県道なので既に通れることと、よく折り返し地点にしている杉野沢橋までは除雪完了するということですが、同時に倒木の撤去なども必要なので、橋まで行けるかどうかの確率は五分五分のようです。
という爆下がりの報告をせねばならないとは。このことから、林道ツーリングを行うには、妙高小谷線が杉野沢橋まですら通れない場合に限り、長野県側の何処かを選択する必要が出てきました。その場合は当日の集合地点も変わっていくので、これから地元のきうさんやふっじいさんと相談のうえ、プランを組み直していきます。
ワンオーナーのまま長く走らせたクルマは、「となりの妖怪さん」的に見ればツクモ神と呼んでも差し支えないと感じました。26万キロの道のりを、クロさんはただ一人の所有者として旅してきたのです。エンジンは軽快に回っていますし、五速のミッションも小気味よく入る。でも、補機類の各部が故障しており、運転席の窓も開きません。たぶん、それらは部品が出てくれば、究極には出なかったとしても直せなくはないでしょう。
そこがこの数年の彼女の悩みでした。考え抜いた末の、TA01Wを退役させる決断です。奇しくもこの初代エスクードの任意保険満了が、2024年5月25日夕刻。スズキエスクード36年目の誕生日でした。
風は穏やかで湿度も低く5月らしい日和の午後、お疲れ様のお祓いを受け、「そんなに長く愛されているんですねえ」と目を細める参拝客にも見守られて、本当のラストツーリングに出かけていきます。