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  ~懲りない傾向~

到達不能極

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南極のケンプ・ランドは、南極大陸の海岸線から最も遠い地点と言われ、昔はその概念によって「まあ辿り着くのは無理よ」と、到達不能極と呼ばれていたそうですが、1958年12月14日に、当時のソビエト連邦南極探検隊が足跡を付け、到達不能極基地を作ってしまいました。現在は雪と氷に埋もれた史跡とのことで、相変わらず南の到達不能極に位置付けられています。このような理屈に基づき、地球の大陸にはそれぞれの到達不能極が存在します。

そうかー、大陸じゃありそうな逸話だよなー。でもって行っちゃった奴なんかもいるんだろうよと、今では地図ソフトで場所だけは楽々と検索できる時代です。ただ実際に行くとなると、それらは今でも到達至難のポイントであることには変わりありません。

ちっぽけな島国の日本列島じゃできない話・・・かと思ったら、96年に国土地理院が計算上その場所と言っても差し支えない位置を突き止めていました。なるほど理屈に照らし合わせれば、スケールは小さくなっても日本のどこかに「海岸線から最も遠い場所」はあるわけです。

それが長野県佐久市田口 字榊山209-1って、番地があるのかよ。群馬県南牧村との県境付近にあたるそうですが、やっぱり到達至難のわりには測量点も打ち込まれ、標識柱も案内看板もあるという・・・

佐久市のホームページではどんな場所かの解説もしています。到達できた人への認定証も発行していることについては、安全面でどうなのよとも思いますが、秘境ってあるんだなあ。でもなんだかんだで暴かれちゃうんだなあと、ため息が出ます。

サインとデザイン

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ふと見上げたリサイクルショップの建物に描かれていた、たぶん取扱商品類の数々を表したサイン計画。

わかりやすいです。わかりやすいだけに、「ホビー」のサインがなぜこのデザインなのかで困惑しちゃいます。これってもう多世代にわたって「何だかわかる」デザインなの? というより、デザインだとすると、原作者に版権が発生しているような気がするなあ・・・

しかし別の街の店舗前を通りかかったら、異なるサインも使われていました。

こっちの方が無難なのではないかと感じるのですが、まあ余計なお世話なんですけどね。

 

彼、参上! してました

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「文京区本郷」にある設定だから1号なのか?

「ジオウ」に出て来た関係で剣とウォズなのか?

という謎に導かれて「ライブラリーカフェ ミルクディッパー」にやってきてしまいました。大正建築の有形文化財。野上良太郎の姉、愛理の店です。ここにも意味不明な仮面の男がいたらどうしよう・・・

と思ったら、こちらでは大正解のフォトスタンドが飾られておりました。

モモタロスたちはデンライナーのナオミが煎れるコーヒーでないとだめのようです。

 

たぶん必然

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城里町の道の駅かつらに接していたコンビニエンスストアが、対岸の橋のたもとに移転して、何が移転の必然かって、それはまあいろいろ想像できるのですが、想像してるだけでは済まないくらいダメなことになっている。キャンプ客が夜中に徒歩でこの橋を渡るケースが増える(歩行者用人道橋はある)として、よもや呑んじゃってからクルマで買い出しなんてのは無いようにしてもらいたいです。もっともこの秋は台風被害で道の駅も大変な目に遭ったのですが。

以前常用していた天狗の森の四阿も、現在は「煮炊き禁止」。手すりや椅子に放火して首をくくった馬鹿が出たからです。まあそんな曰く付きの場所になっちまったのでこっちから敬遠するようになりましたが、それこそ何十年も使わせてもらってきた場所を、勤めて二年かそこらの観光協会職員に「何処から来たんですか。火を使わないで。火事になったら麓まで延焼しかねない」(ばかやろ、そんなん百も承知でルール護ってやってるわ)と封印されたときのあの口惜しさと言ったらもう。

そうか冬か

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壮観な眺めの除雪車たちです。これで空が青かったらねえ、などと言ってる場合じゃくなて、コントラストで跳んじゃいましたが雨雲のような雪雲のような曇天。この日の朝の東北道は、宮城県に入ったところで7℃から5℃でした。

雪氷対策の準備が東北のあちこちで進められ、冬を待ち構えています。凍結が始まる前に、僕もこっちの仕事を終わらせたい・・・

メキシコの花

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ダリアもそうだしハカランダもだし怪人サボテグロンの爆弾も・・・いやそれは名前だけでした。外来種ながら日本の風土になじんでしまった花はいろいろありますが、コスモスなどはメキシコの草原見渡す限りコスモスになってしまうほどの繁殖力で、意外に儚くはないらしい。東北に出ていく以前の秋には、朝早くの通勤途上でそーっと撮影する場所や機会が多かったのですが、車通勤ならではのひとときでした。

ことし久しぶりにそういう場所や時間を得られるかどうか。度重なる台風やら大雨やらで畑がどうなっているかも心配。でも電車通勤の今、改札をくぐる時間は日の出より前なので、朝が早すぎで偵察にも行けません。

知らないという罪か、知りすぎる罠か

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「キッチンカフェ・ハカランダ」は、物語の進行上、店主の弟が預かる「白井農場」の非常に近所という設定なのですが、実際には150キロくらい離れた街にそれぞれ展開しています。

ま、それはそれとして、「仮面ライダージオウ」にも「剣編」で登場したばかりなので思い出された人もいましょうが、ここには「仮面ライダー剣」本編のとき、「仮面ライダーカリス」こと相川始が下宿していました。

ところがです。あのカレーの店同様、なぜか店内にはカリスではなくジャックフォームの剣と、まあ居ても「なんか居ちゃうのねー」と思われそうなウォズが護りを固めておりましたよ。

しかしこの仮面ライダーウォズが「白ウォズライダー」だったら、店主の娘をアナザーライダーに仕立ててしまったという居ても不思議はない因縁が・・・

伝説は塗り替えるもの・・・だったよね

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オリエンタルな味と香りのカレーの店。

と呼ばれたことが昔あったのも平成の時代。

昭和がなかなか長かったこともあるのですが、ああ、平成のお話だったんだよねえと振り返ると、なんかもう西暦2000年というのはどーんと昔のことになってしまったのかもしれません。

もちろんカレーのお店などではないので、「超変身!」などとやらかして悦に入ったら常連さんたちに白い目で見られること請け合いですから、いたって普通の来客としてコーヒーを飲みに訪ねていくのですが・・・

何故でしょうか、店内には昭和の戦士がいらっしゃるのです。塗り替えようとも原点は原点なのか・・・

レモンの日

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高村光太郎と梶井基次郎を区別するためなのか、「レモンの日」のれもんはカタカナで綴られているようです。智恵子の命日をこう呼び習わしているのは、智恵子が亡くなる直前、レモンを口にしたことと、それを光太郎がレモン哀歌として謳い智恵子抄に組み入れているという逸話からだそうです。

ああっ、やっぱり聖橋じゃなくて二本松のどこかを使わないとだめじゃん。

と思ったけど、二本松の写真というと、なぜかBLUEらすかると一緒に写っている某サイドキックスポーツ2号車という、どうも世に出してはならない類いのものしかありませんので割愛して先へ進めます。

で、その聖橋さえ基次郎とは無縁の舞台で、彼の「檸檬」は京都の京極の丸善。爆弾に見立てて書籍売り場に置き去りにしてくる展開。これを東京に持ってきてモチーフにしたのが、さだまさしによる「檸檬」で、基次郎の「私」は買い求めた檸檬でしたが、さだの歌に出てくる「君」はどこからか盗んできた檸檬。歌のように、これをひとかじりしたあと聖橋から放り投げる人を・・・まあ見たことはないですし、投げられた檸檬の先を走る快速電車も各駅停車も型式から塗装まで様変わりしてしまいました。

そういえば、アメリカあたりじゃ質の悪い中古車のことをレモンとスラングするらしいです。そういうのが流通するマーケットはレモン市場とも呼ばれています。BLUEらすかると呼ばれるようになったエスクードも、見つけ出したときの状態はまさにレモンクラスでした。

昼下がりのジョージ・シアリング

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30℃越えは無くなったものの、都内はまだ昼下がりには汗ばむ陽気です。

ふらっと入った喫茶店では、軽快ながらも気だるいジョージ・シアリングが流れていて、午後だというのにモーニングセットを注文できるという。

それで、こんなしょーもないタイトルを思いついたと。