出来ると思ってるに違いない。
(葉を乗せられたコトに気付いてないだけなんだけど)
黒っぽくてモフモフしてるから、たぬちぃとは呼んでたけどさ。
化け方思い出した?
仕事先で見せていただいた水素電池で発光させる懐中電灯です。左側の青い筒が水素を安定貯蔵しておくボンベで、これを装填するとカシュっという音がして発電体勢に入り、インジケータが点灯したらスイッチを入れるとLEDライトを灯せます。
水素ってどうやって充填するんだろうと思ったら、カラになったボンベを後ろの箱のジャックにねじ込み装填する。箱の上から水を入れておくと、電気分解して水素が抽出されるという仕組みだそうです。こういうのに疎かったので、すでに市販品レベルで流通しているのかーと感心。
そしたらシンガポール製の輸入品だとか。ほんとかどうかはさておき、向こうじゃ玩具扱いの、日本円で15万円くらい。
ふーん・・・と興味は尽きないけれどその価格はらすかるの修理に回すのですよと諦め(なにを?)たら本日は「電池の日」だそうです。
宇宙刑事シリーズをリアルタイムで見ていた世代というのは、僕よりも10歳から15歳くらい若い人たちでしょうか。80年代の特撮ヒーローは、増殖するアニメーション番組に押され気味で、アニメの矛先がハイティーン以上に向けられた傾向があり、特撮側の作り込みにもかかわらず意図して低年齢層向け展開をさせられていたような気がしていました。実際、ギャバンの年にはブレードランナー、シャリバンの年にはフラッシュダンス、シャイダーの年にはターミネーター(・・・うそです。どちらかというとゴジラ・・・よりも、さよならジュピター)で盛り上がっており、テレビの特撮から遠ざかっていたのが僕でした。ただ、シャリバン役をやっていた渡洋史さんとは、銀座の博品館で出くわしたことがあります。
渡さんはまだ世に出ていない時期(ギャバン放送の頃だった)で、博品館のおもちゃ売り場で超時空要塞マクロスのデストロイドの玩具をいじっていた小学生に、話しかけていた2人の若者のうちの1人でした。だからそれが渡洋史という役者だなんて知りませんでしたが、もう1人の若者が「ギャバン知ってる? このお兄さん、こんどギャバンのあとの宇宙刑事やるんだぜ」と、その子に言った一言が聴こえてきたのでした。
若者っつったって、僕だってその頃若者でしたが、ふーん、こういう面々がJACで抜擢されてテレビに出てくるのかー。と、ちら見した程度でも意外な場面に居合わせたものでした。今だったらねー、「宇宙刑事かー、今度もジムニー乗るの?」とか平気で声かけてますね。
そんな昔話はどうでもよろしくて、家内が初代ギャバンの役の人のファンで、一昨年に復活したギャバン映画に付き合わされ、家内曰く「二代目にはがっかりだー」と言っていた経緯から、シャリバンとシャイダーの二代目もそうなのかと聞けば「大葉健二以外は興味はない」とばっさり切り捨てていましたんで、有益な情報を得られずに、宇宙刑事のNEXTGENERATIONを観てみたわけです。
ギャバンはスーパー戦隊などとのタイアップありの企画で東映本流からリリースされた映画とソフトでしたが、シャリバンとシャイダーはVシネマ企画。ということは見せたい対象が微妙に異なる? そのせいか、異様に血糊を飛び散らせるシャリバン、これでもかというバカップルぶりを見せつけるシャイダーと、そういうのを見たがると思ってるのかなあ? の連発でした。シャイダー役の岩永洋昭さんなんてのは、レスキューフォースのときの隊長役の方が良かったんじゃないか?
しかし、そんな作りでもつまんないところ(失礼)にこだわっていて、宇宙刑事は今でも地球ではジムニーに乗っている。どこから持ってきたのかシャイダーコンビに用意されているのは、JBではなく屋根付きなのは残念ですがJA11。ということは、このまま宇宙刑事からメタルヒーローに在庫発掘が続いて行けば、何かの間違いで機動刑事ジバンの復活があるかもしれない。そしたらエスクードのコンバーチブルが起用されるかもしれない? いやそのときはうちのを貸しますから起用して!
と、見たことはみたけど感想自体がどうでもよくなってしまいました。
こんなポンコツだって、ラインから出たときはバリバリの新車でゼロ距離だったはずなのです。だけど多くの人は、新車を納車したときオドメータもトリップメータもゼロだったという例は稀有かと思われます。かくいう僕もそういう巡りあわせは経験していません。
昨日、ぷらすBLUEがめでたく三巡めに入ったときに給油となり、トリップメータをリセットできました。永年勤続23年めの20万キロです。もっとも、僕は7万キロ台からのカウントですから、自分だけならまだ13万キロも走っていないのですが・・・
しかし振り返ってみたら去年の今頃もこいつは仙台に来ていたのでした。どういうわけか冬の始まりになると、BLUEらすかるが入庫しやがるのです。
劇場公開からは何カ月も遅ればせながらTHE NEXTGENERATIONパトレイバーの第五章を買ってきまして(遅れてるってもソフトの発売日は今日です)、エピソード8と9を観ました。狙撃手の話であるエピソード8は、何もわざわざパトレイバーでやることないじゃんというプロットながら、パトレイバーだとこういうのもありなのねと変に納得させられるのです。
ただし2000メートルという狙撃距離を主題とするシリアスにあたって、どこのビルにいるのかが視聴者にわかってしまうカメラアングルは良くない。2000メートルどころか30000メートルの距離で撃ちあってませんでしょうか?
それとは真逆のエピソード9は、こればかりはパトレイバーでなければだめだわという、埋め立て地の地下迷宮もの。かつてテレビシリーズとその後のOVAで2度、続き物として扱ったアレだというので、面白くないはずがない。
でもって、面白くないはずがないくらい前作のトレースだらけで、「それを特撮で大道具小道具再現した」という以外、何一つ生みの苦しみが無いぞという、オチにちょっとだけアレンジを加えたしょーもない出来栄えです。あー、極端に言えば出さなくてもいいイングラムを動かしたという部分は良かったのか。
だけど困ったことにパトレイバーの地下迷宮は面白くて笑ってしまう。
ときどき、青森県おいらせ町でアマチュアビルダーさんの制作するモビルスーツ模型を取り上げていますが、よそにも力作を作る人がいらっしゃる。
こちらは機動戦士Zガンダムで攻めておられます。あっ、挿絵は関係ありません。リンクの方がそれです。
お孫さんのために作っているとか。なんかもううらやましー・・・
TDAの本年度最終戦が10月末に開催され、Team WESTWINの川添哲郎選手とエスクードTA52Wが優勝。川添選手は開幕戦から3戦すべてのレースで優勝を果たし、パーフェクトウィナーでの総合トップに君臨しました。
彼が2代目エスクードに乗り始めたのは、それこそことしの開幕戦からです。恐るべき順応性とドライビングセンス。この競技の関係者の誰が、初代ならともかく2代目のエスクードがそれほど強いと思っていたことか。おそらく誰一人想像できなかったでしょう。しかし川添選手はパジェロミニの時代から、クレバーで堅実な走りをしており、それが結果的に速さを生んでいました。
つまり、2代目エスクードは、パジェロミニをエスクードを使って拡大・パワーアップさせる戦術として推薦したものなのです。温和なデザイン、不人気の烙印を押された2代めでしたが、ばりばりのクロカンには不向きでも、この手のスプリントダートトライアルだったら、大化けというより素性の良さを発揮するのです。
もちろん、これを十二分に引き出す川添選手の才覚も非凡なものだと思います。クルマを振り回さず、グリップ重視でクルマを素直に走らせます。さらにエントリー表から瞬時に対戦相手をどのように攻略するかを判断し、必要ならば敗者復活戦からでも勝ち上がる戦法をとる。結果として現在の彼には、パジェロエボリューションでは歯が立ちません。
「来年、どう運営するか困ってしまうという贅沢な悲鳴をあげてますよ。川添君の速さは手が付けられません。来季はJXCDからパジェロエボを持ってくるというチームもあるようですが、現状では彼は、束になってかかってこられても押しのけてしまいますね」
島監督も舌を巻いているこのリザルトには、もうひとつの要素が加わった最終戦だったことが原因のようです。それは川添選手が本当に意識する強敵をつぶすための、本来ロスの大きな走りになっていた振り回しのドライブをしなくて良かったこと。100%川添ドラテクだけに特化したことが功を奏しているそうです。
その強敵と言えば、他ならないエスクードTA51Wの後藤誠司選手だったのですが、なんと最終戦は彼の勤め先の社員旅行とダブルブッキングでレース自体を欠場。というまさかのスケジュールは、実は第2戦の直後から聞かされていまして、そりゃー勝っても川添君嬉しくないだろうにとはらはらしておりました。
しかしこれ以上ない勝ちを収めたことで、川添選手は後藤選手の闘志を喚起したものと思われます。彼を止められるのもまた、後藤選手でしかないと、川添選手自身が考えているのですから。