何がadvancedなのかは定かではありませんが、まあ四駆がこんな風に使われたことは当時なかったでしょうし、これ全部見れば「あーなるほどそれっぽいわ」と思わされるのです。ついでに言うと、初代の足回りってどちらかと言えば短足ですから、こんな脚並べられたら完璧に負けてます。
で、このエスクードの型式や年式を言い当てられた人には「残り」の情報も提供しますわ。
扇風機に寄りかかって寝る二匹。
いち・・・首痛くならないのか??
ま、ずっと寝てるワケでもないんだけど。
(実際5分と寝てなかったし(笑))
しかしこれを一番運転させたい家内は出張。こういうときの撮影助手として有能なはずの霙も友達とお出かけ・・・
なんて間の悪い・・・
当日朝、BLUEらすかるの足回りを考案した「たけさん」から連絡が入り、試走を手伝ってくださると朗報。シトロエンC3から3代目エスクード最終モデルのランドブリーズに乗り換えた彼ですが、エスクードはまだ足回りの試行錯誤中とのことで紹介はいずれまたとしつつ、1.4ターボを持ち出します。が、もちろんこの手のSUVなのでガレ場に行くとか渡河で水没させるとかはやっても意味が無いので、まず高速道路をオートクルーズで長い登坂で流れに乗せてみます。
ALLGRIP搭載と言えど、AutoモードですからやっぱりFF的な加速体感。それでもこんなにダウンサイズしているのに前走車が無ければ指定速度までぐいぐい立ち上がり、前走車が現れればスムーズに減速して車間距離を確保します。タービンも小型化されているため静かなものです。ただそれは、軽量化されたことの裏側の素性として、乗用車だと割り切ればごく当たり前だし、これまでのエスクードと比較すれば手応えがありません。
高速を降りて標高600メートルほどの山岳道路を駆け上がります。ここではSportsモード。良く回るエンジン・・・と言うよりも古いエスクードとは駆動方式も重心も異なるためコーナーでもぶれません。これも当前ですが背中を押しだされる感覚は失われ、引っ張られていくフィーリングが強い。ただ小排気量化の泣きどころか、下りのワインディングではエンジンブレーキが効かない。足回りも硬めだと言われていますがフットブレーキによる制動時はフロントボトムしています。
受け取ったときに200キロほど走っていたこの個体に入っている燃料は半分程度でした。そこから260キロ試走して給油した結果は30リットル。エアコンを常時使用していて、平均燃費表示は16キロでした。当初から20リットルくらいしか入れていなかったと思われますが、正確な燃費は不明です。まあそれでも明らかに歴代のどれよりも良い数字です。これは高速での遠乗りによるものでしょう。
レーダーブレーキの警報は2度発生。2度とも対地障害物は無し。1度目は急激に下りいきなり上るという道路上で、急変した車角度によって目前の道路が壁に見立てられたようです。2度目は下り坂の左コーナー出口で前方にトンネルのある山肌が迫ったとき。しかし僕はこれを誤作動とは思いません。良く言えば癖のない万人が乗りやすい車になりました。悪く言えば、もう一つ何かほしい。でもその何かって、積雪路でも走らないことには出てこないのかも。
さてこのエスクードはヒットするのか? S‐CROSSとの差別化としては1400ccであり直噴ターボであるところがアドバンテージですが、このエンジンがあっちに搭載されたらあとはデザインの好みだけ。そうなると車体色も含めてエスクードの方が色あせそうな予感がします。顧客の年齢層を若い方に絞りたいのでしょうけど、ならばエスクードターボの価格はいささか高めなのが気になります。素性は悪くないだけに、秀でたアピールポイントをもう少し探し出したいところです。
先に植えた2本の片方が、病気で枯れてしまいまして・・・
も、瞬殺よ。
「あれ、葉が元気ないね」と言った翌日には全体的に黄色くなってきて、3日も経たずに枯れてしまいました。
これからキュウリが旨い時期なのにっ!
園芸店に新月サンが走り、植え付け時期ギリギリの苗ゲット(笑)
土を入れ替えて早速畑に植えてくれましたわ。
これで9月まで食べられるぞ♪
ちょうど一年前に「なんてことだ!」とびっくりさせられた、マツダが検討していたNA世代のロードスターレストアサービスと、パーツの復刻販売が実現し、いよいよレストア希望オーナーの受付が始まるそうです。
このサービスに対するメッセージに、現存個体数をメーカーサイドが掌握しているという表記のあること自体が素晴らしいと思うし、レストアにあたってはユーザー側との対話を通してメニューを決めていくスタンスにはうらやましいと唸らされるばかりです。
どれだけお金がかかるのだろうという視点よりも、どれほど手間をかけてもらえるのだろうという期待の方が大きい。奇しくも同世代のクルマでは日産のフィガロに同様のネットワークがありますが、あちらもサードパーティー主体とはいえ一台の個体を可能な限りリフレッシュさせるサービスとしてすごいことやってるなあと感じています。
いずれの将来、ガソリン車やディーゼル車が走らせてもらえなくなる時代も現実味を帯びてはいますが、少なくともマツダのサービスには、今存在する23000台ほどのNAを未来へ持って行こうという主張があります。
果たしてスズキにおいては、初代エスクードの動態個体数を知っている社員がいるのだろうか。もちろん「その対象になるスズキ車はエスクードじゃないでしょ」と言われることもあるかもしれないけれど。
基地に行く途中に寄ったPAにて。
四羽いるようなんだけど、一羽だけ飛び抜けて小さいのよね。
無事に立つまで育っておくれ。
自分にとっては見知らぬ街とは言い難くなっている秋田県大潟村の「八郎潟」は、子供のころはまだ「日本で二番目の湖」という教わり方をしていました。その後の干拓事業が進み、今や地図上のスケールと自分の距離感が狂うほど広大な耕作地帯。そこに偶然にも、日本で唯一10度単位で経度と緯度がクロスする交会点が存在します。かつては水面でしかなかったこのポイントは、いまでは北緯40度線に沿って、あぜ道が一直線に走っています。
と、思い込んでいたら、必ずしも一直線じゃなかったわ。でもまあ、このあぜ道に限らず基点から終点までが平気で一万mとか五千mとかで区切られているのがこのあたり。カーナビゲーションの表示スケールを千mまで広げないと、潟の全体像が見えません。すると今度は、すぐ隣の路傍にピン打ちされている交会点まで、ナビのガイドがためらいもなく「目的地まであと10キロ」とか言いやがります。
今、日本で二番目の湖に格上げされた霞ケ浦も以前はぐるりと巡る湖畔の堤防上がダートでしたが、もうこれほど長いストレートの砂利道(しかも終点で曲がった先もずっとダート)は無くなってしまったかもしれません。舗装道路に戻ってもストレートの先が見渡せない、故に速度を上げて走るのがあほらしくなるという、なかなか素敵なところなのです。そして本州内は緯度であと一度分、北へ走ることができます。東北が大陸っぽく感じられる瞬間です。
基地の庭掃除をお手伝いして、栗焼酎いただきました。
夕方、早速晩酌に♪
想像以上に〝栗〟 飲み込んだ後鼻に抜ける香りがふんわり甘くて美味しーーーい♥
さて。
ツマミは何が合うんだろうか・・・
昨夜のおかず、豚の生姜焼きだったんですが焼酎に負けてました。
・・・いっそチーズとかどうかしら???
先日の「万事急須」でゆうきまさみさんのマンガに新谷かおるさんのマンガのオマージュが云々と書いたら、その後書店で、新谷さんの「ふたり鷹」を取り上げたファンブックを見つけてしまいました。7月末は8時間耐久だと気がつくのも遅いのですが、えっ今ふたり鷹なの? なんで今なの?と思わざるを得ないくらい唐突です。しかもこのムック、奥付を見るとシリーズ企画のPART.1とも書かれている。すると今後「バリバリ伝説」とか「風を抜け!」の腹案もあるのか?
昔、「ぱふ」で新谷さん特集が組まれたときは他の作品も総ざらえでしたが今回は丸々ふたり鷹。全章のあらすじが詳細に書かれ(書かされた人大変だったろうなあ)、トピックが盛り込まれ、当然、連載当時の登場二輪が市販からGP仕様まで網羅され、吉村さんやら森脇さんやらケニー、スペンサー、ローソン、アルダナも紹介されています。この辺はわかる人ならわかる領域になりますが、デビット・アルダナ自身(本物の)のスチルがあるのも、けっこう珍しいかもしれません。
さらに各章ごとに新谷さんへのインタビューが回顧録のように挟まれていて飽きない構成になっています。まあ最近の新谷さんを見たことがなかっただけに、談話している姿を見ると別人のような変貌ぶりですが、とりあえず師匠健在で安堵することが出来ました。あっ、忘れるところでしたがムックの冒頭に第1話の導入部分。そして後半は沢渡・東条・アルダナによるチームバトル・ホークの世界耐久最終戦が途中から最終回まで再録されているのがお買い得です。