出かけた先の駐車場で前進してクルマを停めるか後退で駐車ブースに入れるかで、日本と欧米では典型的に違いがあるという「それはこういうことらしい」の、一年くらい前の記事が「なるほどそういうことでしたか」と面白かったのですが、巷の話を耳にすると「欧米の駐車方法は安全面でも古臭い」といった声も聞かれます。言われてみるとサービスエリアではほとんどが前向き駐車となるよう誘導されています。
ですが、なぜか近所のスーパーマーケットやファミレスに行くとそうでもない。駐車場所の配置のせいとも思えないのですが、来客は8割が後退でブースに停めている。昨今ハッチバックのクルマが多いし荷室に買い物袋を入れるのに便利かなと考えるも、そういうお客はあまりいない。つまるところ「そこから出庫させるときに合理的で安全」という考えが浸透しているみたいです。僕は頭から入れてしまうのですがこれは欧州かぶれしていた親父の教えでした。
曰く「安全確認なんか当然の話で、バックで出す方がハンドルの切れ角を大きく使える」という、狭いブースから出るときの親父の「俺様理論」によるものです。
「なんで頭から入れるの、出るとき危ないじゃない」と、親父に対して一世代下がった家族からは言われるわけです。が、何でと言われてもなあと説明する術がありません。そうか俺の駐車方法は古臭いのか・・・と思っていたら