もうばかばかしいと思いながらも、それでもかつてこれほど面白おかしく世界史を読み解けるマンガがあっただろうかという、変なマンガと、よりによってアニメーションのDVDまで、娘らが手に入れてきたのをうちじゅうで見ているのです。
が・・・何だってそんな話題をESCLEVのカテゴリーに書くのだ? と怪しく感じた方は・・・いないよね、きっと。
実はこのマンガを読んでいて、「待てよ、もしもSX4にフォルクスワーゲンがエンジンを供給するようなことになったら、それもまた日独伊三国同盟ではなかろうか?」などという妄想を思い浮かべてしまったのであります。
つまり1940年9月に、大日本帝国、ナチス・ドイツ、イタリア王国で締結された「日独伊三國間條約」を当てはめる(無茶)にあたって、スズキとフィアットによって開発されたSX4は、格好の材料というわけです。いやその、当てはめる必要と根拠があるのか? という突っ込みは不許可です。だってスズキとVWが提携しているんだから、どいつがその共有戦略モデルになるんだろうと思ったりするじゃないですか(しまった、一部親父ギャグが混じっている)
現時点で、VWのどのエンジンを対象にしたらいいかは考えませんが、車格で山を張ると、やっぱりティグアン。よくティグアンとエスクードが比較や提携の矢面に立つようですが、どうしてもヘタリア三国同盟にしたいノリで、SX4を外せません。しかし足まわりはともかく、エンジンに関しては車体側とのマッチングも含めてレイアウト変更が必要と思われますから、SX4といってもこれは“次期モデル”を視野に入れてのこととなります。
あ・・・でもそうなると、2代目の開発に、フィアットが引き続き関わることにはならないのか? というところで、この三国同盟プランは破綻していくのです。
いや、実はそこがねらい。
そもそも日独伊三国同盟は、締結から僅か3年でイタリア王国が連合軍に降伏して同盟を破棄するばかりか、ドイツに宣戦して崩壊していきます。イタリア社会共和国があとから加わりはしますが、これも1945年に解体され、続いてドイツ、日本も降伏するというのが世界史。2代目SX4の誕生には、意外となぞらえやすい歴史を歩んでいるのです。
肝心のSX4自体はどう変遷しているのか。については、たぶん開発は始まっているんだろうなあ(おいおい、その程度の想像なのか)という前提で、例によってプラットホームの拡大くらいは念頭に置かれていたと思います。ここへVWとの提携が具体化して、エンジンの話がふりかかって「開発ちょっと中断、やめなくていいけど手直し」なんてことになっているのではないかと・・・ それでも1年かそこらのずれ込みでスケジュールが組まれると考えれば、今から3年後の2013年あたりにこれが登場する? 3年というのはもちろん、三国同盟蜜月の年数を当てはめたに過ぎませんが(だってそういうブログ記事なんだもん)
次期SX4=ニューポロ
のプラットフォームを使ったクロスポロでいいのでは?
ってこの展開簡単に片付けると怒られるな(苦笑)
そこらへんは二転三転していたりするかもしれませんね。ただ、有り物同士でやってるような気がします。
VWの技術で是非スズキに吸収して欲しい部分って、ディーゼルエンジンだなぁ。
とかくスズキのディーゼル車はまったく良いところ無しだったし。
ハイブリッドも良いけど、ディーゼルも捨てたモンじゃないんだけどなー。
RF型は、まあ買い付けてきたエンジンですから、スズキ自身にディーゼルノウハウが無い、と言っても良いでしょうしね。
ただエスクベースで言うと、幅の広いエンジン・車種ごとに、乗り方を変えていかないと、本来の良いところを引き出せないって部分もあります。31Wなんかも、走らせ方があるみたいですよ。