仙台のガソリンスタンドから、浜松インター近くのガソリンスタンドまでが、偶然にも600キロという距離でした。ノーマル時代の試走では、この距離は走りきれたのですが、今はタイヤサイズも大型化していまい、オールテレーン。確実に性能は落ちていますが、先日の福島Fレイドではリッター11.77キロをマークしたわけです。これはひよっとするとできるのではないか? という思いつきで、無謀にも600キロ無給油に挑んだのです。それも首都高の渋滞回避がうまく行ったため、足柄まで来てから唐突に。
かくして浜松での給油量は55.05リットル。満タン法燃費にして1リッターあたり10.89キロと、福島での燃費を下回りましたが、現状の仕様でも600キロ無給油は達成できました。この夜は全体的な交通量の少なさにも恵まれ、また日が落ちてからの気温にも救われ、非常に良いコンディションを得られたことによります。
この話を、先日のブログを見ていてくれた静岡県在住のMAROさんが気にかけてくれて、遠州灘イベントの撤収の頃に会いに来てくれました。
「やっぱりエスクードは車体が軽いから燃費がいいですね。僕も日頃、800キロ走れていますから。先日石巻まで出かけた時にも、向こうでまだ燃料計がエンプティにならなかったんですよ」
え゛っ? 今、なんて言ったMAROさんっ
で、よくよく聞いたら、最大で870キロ走っているそうです。なるほど、直四のエンジンはV6より軽いし、ノーマルのタイヤサイズで乗っている分、抵抗も少ないのか。なんだかんだと言って嬉々として達成した仙台・浜松無給油だったのですが、上には上が常にいるものなのです。
ということは、燃費が13㎞/Lくらいっていうことですよね?
うちのが東北道で13.2㎞が最高燃費なので、2000㏄で普通に達成できているのはスゴイ!
4ATとはいえ車体が軽いしタイヤも規格に収まっている。基本形の優れたところがうまく引き出されているんでしょうね。
先日のFレイドでパジェケンさんが出している成績にも感服なんですが、もう一つの要素は燃料タンクの容量。
うちの幌車もやれば14キロ台いけますが、タンク42リットルだと、600キロなんてやる気になれない。
それにしても、600km無給油走破の燃費を達成されたのは、やはり凄いですね。高速走行では回転数が2000ccに比べて低く抑えられる効果も大きいのでしょうね。
これは「たら、れば」の世界ですが、まず屋根上のラックをとっぱらいタイヤを軽いものにしたら、もう少し行けたかもしれません。
今回は2500回転を上限にしていましたから、もうちょっとゆっくり走るというのも、ありかもしれませんね。
でもそれだと足柄の風呂に間に合わなくなるのです。
皆さんいい燃費ですね。うらやましいです。
うちの入院中のは11km/L前後くらいですから。
…やっぱり車重ですかね。
これ言っちゃうとアレなんですが、74Wって、スペック上ではリッター13キロというのが驚きなんですよね。
じっくりトライアルするのも楽しみの一つですよ。