宮城県庁周辺の銀杏並木も次第に紅葉の見ごろです。この手の色づきの場合は「黄葉」と言うそうで、椛などの紅葉とは仕組みが異なるそうです。それを自習していて、ふと気になりました。落葉樹の黄色への変化は葉緑素が抜けて、もともと持っているカロチノイドの色彩が浮き出てくる。紅葉の場合は新たにアントシアニンが生成されて赤くなる。すると、銀杏の黄色というのは、もともと銀杏に与えられていた本来の色彩なのだろうか。
Comments are closed.