Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

10年の交差

10年の交差 はコメントを受け付けていません

朝霧高原でのつくばーどは、初回はほんのわずかな仲間で夜通しエスクード談義を交わすところから始まりました。この地は、つくばーどやESCLEVではなく、別のクラブミーティングが開かれていたところ。それはすぐ近くのオフロードコースで、芋掘りと走行会を行っており、開催時期も11月の下旬でした。それが10年前。クラブ自体は無くなっていますが、有志は今でも時々集まっているそうです。つくばーどとして朝霧高原を復活させたのが2009年、やはり11月。舞台をふもとっぱらに固定して、オフロードコースにも林道にも行きません。が、キャンプ場というロケーションを活かしきれているわけでもなく、まだまだおっかなびっくりの開催ではあります。

ミーティングそのものに、ある種の垣根が存在し、見る人によっては近寄りがたいところにも思える場合があります。まして知らないところへ初めて乗り込んでいくというのはなかなか度胸がいるし、開催する側にもを受け入れるための度量が求められます。いや実際、主催の側は、やってみなければわからない苦労があるのです。朝霧高原に関しては、担当の幹事に全てを委ねて、かなり突き放していますが、これは相当なプレッシャーを背負わせてもいます。

ここでのイベントがツボにはまったら、それはそれで極めて魅力的なところになるはずですが、おっかなびっくりの半分には、キャンプという最大のツールをオミットしているところにあり、それがなぜかといえば、キャンプという行動自体に、相応の装備や投資を求めることから、そこに垣根を作りかねないリスクがあるからです。

それでも、やりようはあるなとヒントは得られたと思っています。

なによりも、そんなイベントがあるのかとお知らせを見つけ出して初めて来てくれた人や、いつか来ようと思っていたと話してくれる人、500キロを越えるところからやってきてくれる人と、新しい参加者がちゃんと現れてくれることがうれしい展開なのです。そして10年前のコンタクト以来、接点を見出せずにいた旧友が再び力を貸してくれるようになったり、手馴れた仲間が幹事を助けてくれたり、なんだかんだ言って気にかけてくれる友人がいてくれるのは、この地の開催の財産だということでしょう。

来年、同じように開催できるかどうかはわかりません。いろいろな事象で変化が起きている部分もあります。それでも持続させていくことは大事。その糸口を探して、Ⅵへとつなげて行きたいと考えています。

http://tsukubird.org/tb-asagiri12/01.html ←そんなわけでレポート

Comments are closed.