Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

TOKYO2112

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それでもまだ、ガミラスが攻めてくるのはずっと先の話になりますが、児童誌を見ていたら出てきた、なんだかとてつもなく昔の記憶を蘇らせる企画ページ。なぜ今、100年後なんだろう? やっぱり東日本大震災が拡大解釈されたパラダイムを表現させるのでしょうか。いやいや、2001年あたりにこういうのは見られなかったんだよなあと思っていたので、どこで出てくるのかと待ち受けていた絵づらではあるのです。おそらく、前回これを描いたのは手塚治虫さんだとか小松崎茂さんだったかなと思われ、手塚さんが手がけた方は、僕よりもさらに年上の人たちの見た21世紀で、僕の世代だと小松崎さんではないかと思います。

その当時の科学史上、透明のチューブの中を走るエアカーやら、「てれびでんわ」によるコミュニケーションやら、反重力(これはなぜか漢字だった)ブーツやらスペースポートといった未来像を、どこまで咀嚼して描いていたのかは定かではありませんが、そのほとんどの原理が理解不能でした(だって、今に至るバカな子供だったんだよ)

それに比べて、この100年後の東京(日本)は、研究途上ながらかなり技術的な裏打ちを表に出してきているなあと感じさせられます。むしろこれだけ情報過多の時代ですから、小学生レベルになってくると、ゼネコンが発表する技術アピールで、軌道(宇宙)エレベーターの概念なんか珍しくもなくなっているでしょう。迫力満点のビジュアルながら、箱庭っぽいテクノロジーのオンパレードに見えてしまう。

でも、ウルトラ警備隊の通信端末に憧れていた時代からまだ半世紀経っていないのに、ビデオシーバーの性能をはるかに上回る携帯端末は実用化されているので、ここに描かれた100年後のひとつやふたつは、けっこう近い将来の現実になっていくのでしょう。

4 Responses

まったくもって、先日3DSなるものをサンタクロースが我が家へ置いて行きました、子供は大喜びですが、昭和30年代生まれの自分には、ゲーム機と思いきや、トンデモナイ科学合体テクノロジー兵器で、通信でメール機能???ゲーム機で???すれ違い機能???スパイか???
 100年後、考えても仕方のないことですが、えらい科学者が「人の脳で考えられる範囲の事は実現可能である」と言っていた・・・ 100年後、戦争や犯罪が少なく皆が幸せで暮らせる事を2012年の締めくくりに、思うのでした。

うちの子に、将来とうちゃんのAMGお前乗れと言ったら、「ぼくは電気自動車が良い」と返されて、しょぼんとした父ちゃんでした。

  • 携帯ゲーム機の多機能ぶりって、すごい勢いで高性能化してますよね。でもゲームはやっぱりボードゲームだとか、カードもトランプでコミュニケーションはかりたいと・・・
    と、思って先日、娘らとポーカー、7ならべ、大貧民を徹夜明けでやったんですよ。
    俺はおまえらをそんなふうに育てた覚えはねーぞっ、という高度な意地悪(ルール範囲内)をくらったですよ。

  • サンタクロースに「巨人の星野球盤」を、願っていた頃が懐かしい・・・
     (えっ・・・約半世紀前か~)
    トランプ・おはじき・ビー玉・べーごま・ぺった・消えてしまった物や進化してリバイバルした物も面影は無しです。
    半世紀後はどんなだろ~
    我人生は反省紀???

  • うーん、半世紀後に反省していたら、つまりこれからの50年悪行づくしってことですから、お互い化物の域ですぜー。