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  ~懲りない傾向~

105年ぶりの落下

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meteo出先で見た土曜日の読売新聞。1面トップ記事で扱うほどのニュースなのか?と思うのですが、少なくとも国内でこれに匹敵する大事件はなかったということでしょう。記事の解説欄によれば、地球に落ちてくる隕石の数は年間42000個にものぼるそうで、それで言ったら1日あたり115個も降っているわけですから、どれほどニュースバリューがあるのよ?と思ってしまうのです。同記事が示すように、爆風や衝撃波などで割れた窓ガラスによる二次被害が725人の負傷。地方紙記事では985人に増え、土曜日正午のテレビニュースの頃には1200人に変わっています。

この辺、読売配信が早かったという時系列の現れで、ひとつのニュースバリューか? ともとれますから、トップニュースで扱いたくなるのも、理屈かもしれません。

ロシアにおいてこれほどの規模の隕石被害といえば、105年ぶりだそうです。それは1908年のツングースカ大爆発のことで、数十キロ四方の森林がなぎ倒されたというから、被害規模は比較にならないでしょう。それでも時間を追うごとに入ってくる地上の被害映像を見ていると、やっぱり大事件か。湖の氷を割った直径8mの穴が発見されているようですが、死者なども出ていないというのが不幸中の幸いです。

といったところで訂正と追加を記すと、ツングースカ大爆発に関しては、隕石かもしれないという推定の下、確たる原因が解明されていないようで、山田正紀さんだったら宇宙船の墜落。小松左京さんだったらマイクロブラックホールの衝突・・・と諸説紛々ではあります。でもって、105年前どころか、シベリアでは2003年にも同様で規模の小さな謎の森林崩壊爆発が起きていました。

 

8 Responses

まあネット時代な昨今とはいえ「”抜いた”方が勝ち」なとこはありますし。

それにしても、つい「遊星爆弾!?」と思ってしまった不謹慎さ(汗)
衝撃波で下界がぶっ壊れてくというのも『ガンダムセンチュリー』辺りを連想しちゃった。

にしても、飛来の閃光で照らされたりとか、あれ作り物じゃなくて現実なんですよねえ。
いざ自分自身に被害が無いと「対岸の火事」と流してしまう感覚こそが怖いです。

  • このムービーや、防犯カメラによる地上の被害がリアルタイムで撮影できたからこそ、国際的な事件ニュース扱いにできたんじゃないかと思います。
    そうでなければ夕刊記事でしょう。

  • 受験シーズン真っ盛りに隕石なんて・・・

  • 確率的に言えば、拾えればかなりの縁起物ですよ。
    それが叶わなくとも「星に願いを」ですな。

  • いやぁ雷蔵さんたら・・・
    隕石ネタから今度は「星に願いを」だなんて・・・
    これはもう自費で座布団何枚も買わなくてはいけませんナ(@^^)/~~~

  • アタマ打ってるのは伊達じゃないってことですよー。

  • ツングースカ隕石は落下物がついに見つからず、小さな彗星だったのではないかという説がありますね。
    かつてNHKで「地球大紀行」という番組があって、そこで見たのですが、ぼくが生まれる何年か前に、巨大な隕石が地球をかすめた事があるという話を聞いた事があります。今回の報道やテレビの話を聞いても、それについては語られないのが不思議でした。

    話が少しそれますが、彗星といえば、高校生の頃ヘール・ボップという大彗星が接近して見に行きました。凄くきれいで、印象に残っています。
    来月と、今年の終わりにはまた大きな彗星が来るので、追跡してみたいと思います。

  • 今回の隕石騒動はニュース報道ですから、過去の事例に照らし合わせてというような番組は、もし作られるとしたらこれからでしょう。
    それより先に、このニュース自体が風化しちゃうと思います。
    彗星といえば、ヘール・ボップだけでなくて百武とかハレーとか、もう沢山見に行きましたねえ。