「ええーっ?」(風祭真、麻生勝、瀬川耕司)
「お、俺ってどうなるんだろう?」(南光太郎)
「僕は平成組ですけど、親父の音也は昭和組です」(紅渡)
こういう冗談が冗談でなくなるとは片腹痛い。
そんなんで商売ができるなら、次は「第1期」「第2期」ってなわけ方でリーグ戦でもやればいいんだ馬鹿馬鹿しい。
藤岡弘、さんが38年ぶりの「ライダー変身」だそうですが、いまさら10人目くらいまでの縦社会ヒエラルキーを振りかざしたところで、見苦しいだけです。ぼくだったら「38年も現場ほったらかしといて何を言ってやがる」と、平成組の誰かに言わせたいです。もちろんそこは「いやいや警視総監やってましたよね?」と、津上翔一か氷川誠に切り返しさせたいですが、この2人のどちらも出てこないかもしれない。
それにしてもこの「双方相容れないからぶっ潰す」と言う図式のこけおどし宣伝は、いい加減やめてほしいものです。客演ライダーは、主人公がピンチの時に颯爽と現れてなんぼです。逆の設定で行くなら、さしもの本郷猛も改造された体が限界に来ていて、もう戦うことが命に係わる。それを若い衆が助ける。で行かないと、見てられない。
「息が上がってませんかセンパイ!」
「何のこれしき。お前たちにはまだ負けん」
とかいう展開だけは期待します。どうせそういう展開になるんだろうけど、さて今度の黒幕って誰になるんです?
まあ、でも見に行くんですけど、ね。(笑)
放っといても出て来るだろう彼の方はいいとして、佐々木さんも声だけでも当ててくれると嬉しいなあ。
そこで声だけなんていう演出をよしとするなら、このプロデューサーは敏腕どころか盆暗ですよ。
引っ張り出してきてこそ合格点の映画だもの。