Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

遍歴(かたよってます)

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TA01W-HH89-000aこの週末、テレビのとある番組でエスクードが走っているのを見て感動しましたよというメールを何人かの方からいただきました。ああ、あの番組ようやく放映の番が回ってきたのねと、僕自身は見てはいませんでしたがそのことを知りました。本来だと、ゲストの乗っていたものに近いという路線では、ダークブルーメタリックのハードトップでローダウンでワイドフェンダー化された1ないし2型の初代エスクードを探していたらしく、昨年の12月初めに僕のところに打診があったお話です。そのスタイルがことごとく我々の所有するエスクードとはかけ離れていて、協力することはできなかったので、番組としてはどこか中古車店から手配したそうですが、もちろん出てきたのはノーマルの後期型のはずです。

最初に打診があった時には、要望通りの車体は無理だけれど、コンバーチブルでよければ年式と車体色は合致するということと、ただ僕自身が仙台にいて、車は地元にあるから、車庫まで取りに来てもらえるなら手配できると答えておりました。実際にはちょうどフロント周りの部品交換修理に出していたところで、いざというときにと、車屋さんも取材日までには仕上げておこうかと突貫でこなしてくれていたのですが、回答に対する返事はその後2週間以上途絶え、直前になって中古車手配することにしたと。結果的には駆り出されなくて正解というトーク内容で、見ていた人もドン引きしたといいますから、不発に終わって何よりだったようです。しかし多忙かなにか知らないけれど、放置という状況は、最初の回答時点で「だめだなこれは」と思われていたんでしょうね。インターネットの時代にメールでやり取りしていたら、いくら多忙でも(こっちだって忙しかったんだぞ)地球のどこにいてもオンタイムで受発信できるのだから。

僕にとって最初の車というのは銀色のホンダZで、エスクードはずっとあとになってからのジムニー2台に続く3台目のスズキで、それ以降はずーっとエスクードにしか乗っていないという偏りっぷりです。よそ様の趣向については、エスクードの数だけ個性があるということも持論にしているので、それがローダウンであってもワイドであっても否定してはならないと思っていますが、どんなトークだったかしらないけど「ドン引きした」という声もまた真なり。あまりうかつなことは言わないものだよなあと感じました。僕自身が、エスクードが登場したときに「なんだこれかっこ悪い」と豪語した経験を持っていますから、そこがなにしろこっ恥ずかしい遍歴なのです。

4 Responses

初代が発表された時、あまりの軟弱ぶりに呆れて只々笑うしかなく、
ロングモデルがスクープされた時、あまりの格好悪さに泣きました。
こんな車の為にジムニー1300がラインナップから外されてしまった…。
悪口雑言罵詈雑言。ありとあらゆる呪いの言葉を吐きかけたものです。

因果応報悪因悪果。おかげで今日も元気に乗ってます(笑)。

ローダウン…。ワイド…。まずいな~、まずいぞまずいぞ。どーしよー

  • 四駆を堂々とローダウンしていいんだ、と思わせたのもこの車だったかもしれないです。
    だからそういう趣向の層から見れば、うちのクルマなんかヘン(笑)。とはいえ上げ幅が中途半端とも言われちゃうでしょうねえ。
    いや結局は噛んでるうちに味が出ちゃって、いま日常94Wでしょ? 週末に帰省して01Rに乗ったらもう楽しいこと楽しいことで、それはそれで偏ってんです。

  • 今回は、登場したゲストさんの車の数が多すぎて、車への思い入れなんて
    感じられない回でしたね。どこが愛車遍歴なのか。
    ミスキャストでは?なんて。
    それでもTVでエスクードが見れたことにはしゃいでしまいました。

  • 数の多さが見せどころだったんでしょうか。
    それら全部「今まだ持ってんだよ」という人だったら脱帽できますねえ。