Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

今さらそれを言われたところで

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H25A車種体系の大幅な整理については、確か2009年頃にすでに会長から発せられていたことですが、今までよくもたせたというべきか、一時期のイケイケな気風は何処へ行ってしまったのか、こういうのも「やらまいか」なスピリッツなのだとすれば哀しいの一言に尽きます。プラットフォーム3種類に集約しガソリンエンジンを1400cc以下に絞り込む。「人材と開発資金を集中投下し、商品競争力と開発スピードを徹底追求する」というのは、これは逃げ口上にも聞こえます。強くないのは販売戦略であって、大ナタを振るうべきは営業サイドへのそれじゃないのかなあ。と、ディーラーを見るだに思うのです。逆効果に技術者のやる気を削がなければいいけれど。

お気づきの人も多いかと思われますが、先月発売されているスーパースージーも、この号から「ジムニー&エスクード専門誌」というサブキャプションを廃止しておりまして、ハスラーの大特集を組んできました。変わり身が早いわ。

そんなわけで、スズキの車種からはスイフトスポーツやキザシ、エスクードといったラインナップは2020年までに整理廃止されることとなりました。これだけあっけないのはかえって清々するってもんですが、まあうちのエスクードが車庫から消えてなくなっちゃうわけではないので「知ったことかよ」と言っておこう。

 

4 Responses

つか、あれだけシャシを共用するっていわれちゃうと、ジムニーも…。(´-ω-`;)
1.4Lターボなら、初代に近いディメンジョンの軽快なクルマが…とかも期待したんですけどね…。

  • 逆に言うとジムニーのとりえなんて悪路走破性でしかないんだから、あえて進化の袋小路に追い込んじゃったほうがそれらしい車を維持し続けられるでしょ。
    この際だからシエラ枠も廃止すりゃいいんです。

  • そんなに簡単な再編だったらいいんですけどね…
    こういうとき、パワトレ関係者は戦々恐々ではないでしょうか。

  • たとえばエンジンの今後の方針など、ボトムアップで生まれてきた改革ならものづくりの意識を醸成できると思いますが、そうでないのなら現場は辛いだけでしょう。
    今回のやり方で「小型車なんかもう作らない」と言いきっていたら、僕はすごいと思えたのですが、今だと中味に魅力を感じない。
    これってまさか、東海方面の巨大地震を展望しての、関連企業も含めたラインのスリム化策が背景にあるんでしょうかね。