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  ~懲りない傾向~

その名はスズキエスクード

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escudo1992モノは、同時リリースされたサイドキックやビターラと同じです。しかし、うかつにも気づくのが遅れましたが、このプレミアムXの個体は「スズキエスクード」なのです。なんだそんな当たり前のこと、と思われるでしょうが、スケールミニカーの世界で右ハンドル仕様の(なぜか大阪ナンバー)日本版モデルが出たことが、画期的な出来事なのです。国産名車コレクションやハイ・ストーリーが先鞭をつけたとはいえ、それ以前は厳密に言ってエスクードのミニカーは存在しなかったのですから。それにしても25周年というタイミングを機に、これだけの出来事が続いたのは、蒔かぬ種は生えずの格言を超えています。

escudo1992bというわけで国内仕様。ドアモール付近のビターラ、サイドキックのネームバッヂはついていません。3型べースなので、エスクードのネームバッヂもつかないのですが。リアサイドパネルのエアアウトレットにも、リフレクターはありません。意外と芸がないんですが、スペリアホワイトの車体色は懐かしいまぶしさが再現されています。絞りがうまくいかなくて、跳んでしまっていますが、屋根にはパネルプレスの凹凸があります。サイドモールを車体色に塗り替えれば2型に化けさせられそうです。はまたにさん報告のワイパー外れトラブルは、サイドキック、ビターラともに、うちに届いた個体には発生しませんでした。

メータさすがにエアコン吹き出し口のルーバーはプリントのようですが、操作系スイッチ類(塗り分け)にも手が入っています。クラスター内のメータ類が描き込まれているのは、もう老眼には目の毒です。そんな感じで考えてみると、やっぱり海外におけるこの車の評価というか、市民権は絶大とは言わぬまでも、確実にあるということなんでしょう。果たしてそれに匹敵する車が、これより後のスズキから生まれているのかどうか。とも思ってしまうのです。ハードトップはこれとビターラを1個ずつオーダーしたのだけれど、右ハンドルをもっと注文しておけばよかった。

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