Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

SOLDIER BLUE

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soldierギルガメスとバララント両国家によって展開された百年戦争の終結は、彼らの歴史の上では7月9日に締結されていますが、そこに至る渦中、軍上層部の陰謀によって冤罪を着せられた装甲騎兵の小隊がありました。彼らは装甲騎兵・アーマードトルーパー(AT)をも剥奪された機甲猟兵として全滅したものの、唯一生き残ったメロウリンク・アリティ伍長が軍法会議の横暴を不服として脱走、対ATライフルと携行火器のみで仲間の復讐と真相の解明に立ち上がるのです。「機甲猟兵メロウリンク」は、「装甲騎兵ボトムズ」の外伝として制作されたOVAでしたが、まさしくボトムズ前史を描いた異色作で、いわゆるロボットアニメーションでありながら主人公がそれに乗らず、要するに剥き身でATと戦う構造でした。

いや実際、ボトムズよりも面白かった(僕の私見に過ぎませんが)

そう言っておきながら、人を人が殺すという行為を、大義を背負わせたとしても見せつけて行っていいのかという考えも、歳食ってくると持ってしまいます。なんだってアニメの世界にはこういうのが氾濫するのだろう。ただ、娘らが録画している最近の番組を見ていると、それこそ対戦車ライフル以上の重火器を振り回す美少女とか、その脈絡はなんなんだよ?なやつの方が多くて、げんなりするのです。その意味でと逃げを打つなら、メロウリンクはソフトを探してきて観返してみたい。

 

 

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