東北道前沢サービスエリア下り線。岩手沿岸を一回りする際は、早朝にここで給油をします。沿岸は場所によってはここより燃料単価が高いのです。するといまどきこんな車ですから興味を引くのか、若い店員さんがよく声をかけてくれて、早朝故に客も来ないので5分ほど雑談をしてから出発します。
先日のこと、いつものように給油に立ち寄ると
「先週、雷蔵さんの知り合いの方が来店してくれましたよ。同じ初代のエスクードだったので、もしかしたらと思って聞いてみたら当たりでした」
彼はとても嬉しそうに言うわけです。
そりゃエスクードの個体数も初代は激減しましたから、現れるだけでも珍しいですし、たまたまやって来たお客さんが、よくバカっ話をしていく客と知人同士だとなれば、なんとすげー偶然か。ということになりますよねえ。
「50万キロも走ったエスクードのお客さんがいるんですよと話しかけたら、うん、その人なら知ってるよーと言われてびっくりしましたよ」
いやー、偶然というより、ほんとにたまたまの話だよ、それ。それよりもいきなりそんな話をされたお客さんの方が、もっとびっくりだったのではないかと。
実を言うと、そのような出来事があったらしい先週の土曜日のうちに、僕自身もそのエスクードユーザーさんからメールをいただき、この出来事は知っておりました。連絡をいただいた時点でもうわくわくしたですよ。こういう愉快な擦れ違いは地元ならいざ知らず、仙台からだって100キロ北のスタンドで起きたことが楽しい。
店員さんと、たまたま立ち寄ってくれたユーザーさんに感謝します。
で、立ち寄ったのがどなただったのかと言えば、この人。
そうそう、まさにこのポンプの前でした。
まさか「エスクードで50万㎞」話が出てくるとは思ってませんでしたが、考えてみればあり得ないことではないですよね。
毎年4~5回くらいここで給油していて、今年は3回目の給油でしたが、こんなこと言われたのは今回が初めてです。
時間が明け方なので、勤務時間が微妙にズレていたのかもしれませんね。
全く偶然にsuuuさんだったから通じた話題で、知人でも何でもない人だったら「はあ?」で終わっちゃったでしょう。
いやほんとに立ち寄ってくださったのがsuuuさんでよかったです。