などと気取ってみたけれど、我が家の女子高校生は「ケムラーの目」「テレスドンの目」を使い分けられても、「フィリップ・K・ディック」だとか「ブレードランナー」は知りません。ただひたすら大量発生しているという電気ネズミを観たくて、はるばる130キロ先の赤レンガ倉庫まで出かけていきました。
まあ、かわいい子には旅をさせなくてはいけません。霙はきっと、こんな風景を期待していたのでしょうが、我が子とツーショットでこいつらを撮りたい親ばかな大人の群がる様に、着ぐるみになど近づけるものかい。
「というよりですねー、日曜日の活動で疲れちゃったのか、1エリアに2体くらいしかいなかったですよー」
そりゃそうでしょうよ、毎日1か所にとどまっていたら他の観光地が閑古鳥になってしまうのだよ。かくして出かけた時刻から約12時間で帰宅してきた霙は、晩飯を食った直後に爆睡モード。たぶん、電気ネズミの夢を見ていることでしょう。
しかし崎陽軒のシウマイを買ってきたのはえらい(でも横浜高島屋の特撮展には寄ってきてくれなかったよ)
まんまとプロモーション企画にハマってしまったわけですね。
今日もその辺りを通ってきましたが、ピカチューは全然見かけませんでした。
(まぁ、そんなイベントがあることすら知らなかったのですが。)
まあ世の中そんなに甘くないということを教える一方で、いっぺん使ってみたかった○○は××の夢を~のタイトルを満を持して書き出せるという、これぞ一石二鳥の策略なのでした。
・・・ひでー父親。
連中、日曜には雨風を避けるように屋根のある場所に密集してました。
子供より電気ネズミのサンバイザー被った大人の姿が目立ったような。
おかげでランドマーク前の信号で17回も待たされましたよ(数えるなって)。
ポケットモンスターもドラえもんに続いて、最初のジェネレーションが大人になってきているんでしょうね。
霙なんかは10周年の頃のはまり世代ですから。