福岡県ではTDA関係者による練習走行会が行われ、Team WESTWINのWエースの走りについて話題が持ちきりだったようです。TA52W自体が51Wよりもおとなしい車に見える半面、川添選手のタイムは3~4秒も速いとのこと。後藤選手とのドライビングにも決定的な違いが現れ、ラインに素直なコーナリングで、リアサスによるトラクション確保を十二分に行っているようです。
後藤選手が素直でない、というのではありません。リジット+リンクの52Wに対して、リンクに代わる対策となるツインリアショックを活かそうというのが後藤選手ですが、挙動が跳ね気味だとか。
後藤選手は豪快に車を流し曲げていくタイプなので、まだコーナリングの完成形を見ていないのかもしれませんし、ドラテクのセンスに車が追随できないのかもしれない。なにしろブレーキを踏んでいないのが彼の特徴です。ところが川添選手が51に乗ると、ブレーキを使っているけれどタイムに差がない。
「それでも大方の主催陣の見立てだと、後藤君のセンスの方が上だと。トラクションのつかみどころが鍵のようです」
島監督はその伸びしろを示唆しています。
後藤選手はコーナリングではかなりの速さで車を操舵しており、ブレーキを踏む暇がないというのが彼の名言。瞬時に思考が多くの動作につながっていく常人離れしたコントロールが武器。翻すと「ほんとに何か考えてるんだろうか?」とまでからかわれるのですが、そりゃ考えてますので。
そんな後藤誠司選手ですが、9月24日。奥方が第一子を無事に出産されました。父親に似て頭骨の大きな男の子だそうです。
どうなることやら・・・・・(汗)
でもこれが楽しい。。。。
えっ、そりゃとりあえずチャイルドシートですよ(そっちかい)