フジ・オートに出かけて、和光ケミカルのRECSを施してきました。
渡辺代表のブログによれば「クルマの点滴」ということでしたが、洗浄剤の注入に使用するツールはまさしく医療用の点滴用具。だからこれの製品化にあたっては
「メーカーは医療器具の転用認可をとるのに苦労したらしいですよ」(渡辺代表)
まあ転用は転用なんですが、車に対する医療であることには違いないです。それを役所は医療と定義しないのだけれど・・・
2500ccのエンジンには、200ccちょっと(分量見るの忘れた)を点滴します。これが約40分。渡辺代表はその間、細かく点滴速度を微調整したり、BLUEらすかるのアライメント状態を即席で点検したりします。どうも右前輪がほんのわずかに前側にずれているようです。
アイドリングしながら点滴された洗浄剤は、エンジン内のカーボンを除去します。その後、排気圧を上げていくと膨大な量の白煙を吹き出すのですが・・・
「おや、煙が少ないというか、途切れるのが早いですね。雷蔵さんは普段から長距離を走るから、カーボンの付着が少ないのかも。オイル管理もしっかりしているということですね」
むー、エンジン洗浄剤と燃料添加剤はあまり使わないので、普段入れているオイルに組み込まれているケミカル洗浄剤の成分が効いているのでしょう。RECS施工後、低回転でのばらつきが一時的に出るとのことでしたが、これは発生しませんでした。
「仙台に帰るまでにどれくらい高速を走るの?」
「310キロくらいですかね」
「それだけ走るなら洗浄剤の残留は完全に排出できちゃいますよ。次第にアクセルレスポンスが良くなっていくと思います」
念のために、ということで、燃料に加える洗浄剤もボトルで2本処方してもらい、1本を封入して東北道に上がりましたが、アクセルのレスポンスが変わったというより、エンジンの回転が素直になったようで、加減速のくたびれ感も薄れました。プラシーボ効果も受けているとは思いますが、BLUEらすかるのエンジンはすでに載せ替えから30万キロ使ってますので、部品交換以外の手入れもしてやらないといけません。
うちのも先日やってもらいました。
インジェクターの交換と同時だったので、RECSのみでの効果のほどはわかりませんが、全域でトルクが出て乗りやすくなりました。
直4とV6とでは、直4の方が構造上から施工しやすく、洗浄効果が平準に得られるみたいです。
左右に分かれているV6は、点滴自体が難しいんですね。
あとはこれの持続性がどんなものか、かなあ。
前に乗っていたワークスでこれやりましたが、確かにレスポンスは良くなりましたねー。
低回転のばらつき(≒アイドル不調)は症状としてけっこう引きずってしまいましたが、
末期は過給圧が立ち上がらなくなってきてたので、
今となって考えるとそっちの方が影響大きかったのかなーと。
AT車だとそこまではっきりとは感じにくいというか、やはり2500のそこそこのトルクがあると、劇的に変わるというわけではないようです。
それでもノイズがいくらか低減できましたね。