1949年、故コーリン・チャップマン氏が作り上げた2台めのレーシングカーが「Lotus」と名付けられたのは氏の趣向からと思われますが、蓮の実に「俗世の苦難から解放し甘美な夢を見させる」という神話があることを、氏はご存じだったからでしょう。蓮という東洋のテイストを持った自動車が、イギリスのビルダーからメーカーとして育っていく様は、まさしく氏の甘美な夢であったのです。
それとはまったく無縁と思うのですが、日本語キーボードのいたずらか、「は」「す」というキーのアルファベットにFとRが割り当てられているのは、さすがに偶然だよね。
さらに絶対に無縁ではありますが、11月17日は、土浦市から発祥した「蓮根の日」なのだそうです。今月いっぱい、市内の飲食店ではフェアが開かれていて、趣向を凝らしたレンコン料理が食べられます。