神奈川県の久里浜から千葉県の金谷へと東京湾を渡るフェリーの存在は今さら語るまでもなく、その風情を楽しみたくて、三浦半島からの帰路にはよく利用するのです。
で、この一言を最初に書いておかないとどれだけまぬけで愚かな帰路になったかというと、久里浜から陸路でヨコハマカワサキトウキョウ経由でつくばーど基地に走れば都心環状線まわりでだいたい163キロ。湾岸線経由だとプラス5キロ。この間の渋滞を回避する名目で金谷からカーナビゲーションで基地へルート設定すると、最短距離が170キロ。まあ5キロくらいは目をつむるかとルートを見ると、木更津から東京湾アクアラインを使って川崎へ渡れと指示してきやがるのです。
おいおい、それはないだろうと木更津を無視すると、今度は169キロに縮みますが、これは千葉北インターから柏インターまでの約40キロを国道16号で移動する「そんな疲れる混雑ルートは嫌だ」コース。
そんなんだったら北千葉などに行かずに穴川から湾岸線と中央環状線で常磐道に行けばいいじゃねーかとすると、実は金谷からは195キロにもなるのでした。いやいやいや、中央環状線と7号線が混雑するんだから、事故でもなければ絶対に渋滞しない東関東自動車道路で利根川を渡っちゃえば・・・というかつての通勤ルートを当てはめますと、金谷からは190キロあるのでした。
おそるべし首都高速・・・
それでも。というオチですよ。いいんですよ、どうせそのあと300キロ北上するんだから。と、勇んで久里浜から金谷に向かっている間に東京湾アクアラインのトンネル内で事故。するとどうなるかというと、川崎まで3時間とか電光板に出てくるわけで、それを見た車が次々と千葉・東京まわりの帰宅ルートに変更したものだから木更津から千葉までびっしり渋滞。
「湾岸線、びっくりするほど流れてますよー」
という津久井浜で別れた風花さんからのメールも、そりゃそうだろうよと悔しがって、やむなく木更津から圏央道を使って茂原方面に逃げ出す羽目になりました。
この区間は僕が東北へ転勤した後に開通しているため、存在自体を忘れていました。茂原から東金までつながり、東金道路が横芝まで使える。横芝からは一般道で成田空港を目指して東関東道に乗り、すぐさま大栄インターで下道に戻って今度は神崎から稲敷まで伸びた圏央道に乗り直してみたら、これらがなかった時代の半分近くの時間で帰宅できました。
圏央道すげー・・・
東京湾臨海副都心というと、ゴジラVSデストロイア、機動警察パトレイバー、踊る大捜査線。のイメージがあります。
一度も車で走った事がないので、いつか行ってみたいですね。
ほんの一時期、首都圏にいた時期がありますが、東京近辺で車を持っていたらきっとドライブスポットがいっぱいあって楽しいでしょうね。でも駐車場代が大変だろうな。
東京のどこに住むかで駐車場の月割り料金もうなぎ上りです。
一日だけ置いておく前提だと、汐留あたりで2000円から2500円かな。
しかし東京都内の湾岸のことも読み取れなくはないけど、見事に臨海副都心のことは書いていないんですが、そこを突いてくるところが味方さんだよなあ。
船で海を渡ったのは修学旅行の青函連絡船。あ、昔一回だけ久里浜から金谷に渡った事があったっけか。カーフェリーで高知まで行ったのは昔過ぎて殆ど覚えてません。(今はこの航路ないんだわ。東京から那智勝浦経由で高知に行くルートでした)
湾岸線からのメールが着信したころ、館山道をあきらめて圏央道に逃げ出したところでしたが、木更津へ向かう反対車線がすでに光の帯でした。
まだ未開通区間があるけど、三浦半島からの逃げ道としては使えるねえ。あれ作ってた最初の頃はヘリーハンセンに乗ってたけど、その頃の道のりの遠さを考えたらもう(笑)
東京湾フェリー、いいですねえ。
乗ったことがないので、今年の年末はこれに乗って富士山麓へ行こうかなあ。
それはなかなか冒険ですよ。始発で渡って鎌倉あたりからの混雑が始まる前にけていけるかどうかで、その日の行程ががらっと変わります。
ちなみにココス石岡店から金谷ターミナルまで、圏央道まわり(二区間下道)で3時間。