「たのしい幼稚園」にただの一度しか登場しなかったとなると、いくら当時現役のライダーファン(小学生)でも知らなかったよ、な、「仮面ライダー3号」って、これぞまさしく遺産の発掘です。
4か月後に誕生する仮面ライダーV3とどう整合するんだ? という心配は、たぶん必要ないのでしょうけど、これが免罪符となるなら、コミカライズ版のショッカーライダー12人のうち1人が後の2号ライダーという解釈をして、今度の3号もその1人であるなら、実はまだ特撮版に登場していないショッカーライダーとして4人分ストックがあるという荒技も可能なのです。
なぜなら、ショッカーやゲルショッカーの改造人間のなかで、素体となる改造人間体に仮面と強化スーツを装備するという製造システムならば、他の怪人に比べて造るだけなら最も量産化しやすいのが、このタイプだから。そしてメディアミックスを逆手に取ると、この3号とよく似たショッカーライダーは、すがやみつる版「新・仮面ライダー」に登場していました。
しかしこの3号と呼ばれる人もどこで何をしていたのかまったく不明で、かなりいじられているらしく、制作側は仮面ライダードライブの世界観に合わせて「トライサイクロン」なるスーパーマシンに乗せてしまうようです。うわー、これNAのロードスター? そこは目をつむりますけど、車体に立花レーシングクラブのマークを入れているというのは、3号はどこかで1、2号や立花藤兵衛さんと出会っているということですか? そういうところの考え方が謎です。
そしたらあのシャッターのショッカーマークは…。
さらに謎。
リンクさせるかどうかはわかりませんが、島本和彦版の仮面ライダーBLACKにも、ゴルゴム製テスト用バッタ型改造人間の脱走というのがあります。そんなテイストも漂ってます。
NEXT風デザインと色彩といい、ごった煮でなんでもありですが、シリーズ構成の人がいないか盆暗なんでしょう。
盆暗に一票!(笑)
ふと思ったのですが、このカラーリングだとマット・ビハイクルに似ちゃいますね。
ベースも同じマツダだし。
まさか、そんなリンク?
ままま、まさか立花モータースから坂田自動車に制作発注された、流星号のノウハウを取り入れたスーパーマシンとか!
ガレージに行ったらマッハロッドだとかライジンゴーだとかジョーカーだとかズバッカーがしらんぷりして並んでるかスクラップで積み上げられてるとか・・・
なんかそっちの方が面白いんじゃないかと。