かたや幼児雑誌にたった一回登場の3号まで掘り起こして遺産を食いつぶすかと思えば、コンビニ展開雑誌の方では「仮面ライダークウガ」の連載も開始されています。子供向け放送枠では描けないであろうグロな描写を「怪奇性」と勘違いしていないか? と思わせる展開は、どうやらコミカライズでリメイクする企画らしいですが、なんともへたっびな画風で全く馴染めない。
そのうえプロデューサー、脚本家まで連名なので、漫画家にしてみれ二重の枷をはめられての仕事のようです。
クウガは昨年、番組でメインライターを務めた荒川稔久さんによるノベライズが刊行されていて、この小説版で「13年後」を描き、駆け足なストーリーながらもその後の人々と、ほかならぬ五代雄介について一応の決着をつけており、もうそれでいいじゃないかと思うのですが、わざわざ脚色追加しながらリメイクを読みたいというファンがいるのかなあ・・・