唐突ですが、93年式のノマドGリミテッドは、今で言えばうちのコンバーチブルポジションでセカンドに徹しておりました。里子には11万キロ台で出していますが、2005年2月6日が、このノマドが10万キロに達した日でした。
なんと世間並みの走行距離の出方であることか。というか、普通こんなもんですよ。地味といえば地味ですが、当時のRV誌フェネックへの掲載歴があります(十分地味じゃないか)
V6ショートに比べると凡庸でしたが、エスクードを不動の位置に押し上げた立役者です。それはコンバーチブルでもハードトップでもありません。
この大きさで唯一の読み違えがあったとしたら、ほんのわずかに全長が出てしまって、フェリーの料金が上がってしまうことくらいでした。当時のクロカンユーザーの友人たちも、ノマド乗りの方が多かったことが印象的です。要するにこれで何でもできたのです。間違いなくスズキの傑作と言えるでしょう。
長距離から通勤まであらゆる場面で「まーこんなもんでいいさね」と恬淡としていられる、実によい車体でしたです。
それはほんとに真理なんですよね。
あー・・・なのに61・・・俺って堕落したのか(笑)
車をよく知らない人はエスクードって名前よりノマドの方が知られていましたよね。僕のコンバチをノマドと呼んでる人がいた位ですから。
遊牧民のCMが印象的だったからかも知れませんが。当時とんねるずのみなさんのおかげですを見ていたら必ず見るCMだった気がする。
って言ってる私は1600ノマドを所有したことがない・・・
だって狼駄語録の鮮烈に残っているやつが、あのコンバーチブルを
「これが動かなくなるときは僕の命が潰えるときです」
と言っていたくらいのあれでしたから、ノマドに行くはずがない。
後にV6レバンテを所有したことは、大きさの面ではノマドと同じ空間所有を経験できたということですから、それはそれで一石二鳥だったのですよ。
そんなわけで、真の選択肢は2代目2000のロングでどうよ?