なんとまあ妖怪ブームの影響というより、「巷にあふれたあやかしの気」に呼び覚まされちゃうのか『うしおととら』が今夏、二度目のアニメ化。それも前回の単発OVAとは異なり、テレビ番組として企画されているとはびっくりです。
しかしシリーズ構成の人の人事がもうすでに懸念材料。この漫画は後半戦のごちゃごちゃをどのようにまとめるかが肝なので、雑にシリーズ構成されるのが一番危ないんだけど、監督の人がそれを押さえつけられればいいのですが(かなり無理っぽい)。まずはどこまで放送するのかだわなあ。
それはさておき、うちの蔵(笑)にも大小二体のとらと、大とらと対を成すイズナがいるんです。
が、獣の槍は刺さっていないんですよね。
シリアスとコミカルが入り混じる原作で、いつもゲンナリするのはその切り替えの際の演出。音楽しかり効果音しかり。そのあたりに演出側のオリジナリティが出るけど、総じて残念な事が多いんだよね。
どちらに振るかといったら、コミカルの方の加減をほどほどにしないと、動画と音の世界ではだめになっちゃいますね。
そこが動かないマンガとの違いってことをわかってないと、同じ轍を踏むかなあ。