自然活用エネルギー創出事業のセレモニーに呼ばれて、土曜日に土湯温泉まで出かけることになりました。土湯は温泉そのものが自然活用エネルギーなわけですが、震災後には地熱を利用したバイナリー発電なども始めており、今度は砂防ダムから流下する水の力による小水力発電を実用化するとか。消費の器の問題を国家レベルで解決できるボリュームではありませんが、日本人にはもともと、自然と寄り添い力を取り出す素養があり、その引出しにウランやプルトニウムは必要ないのかもしれません。
という話は展開しても長くなるのでやめとこう。要は土曜日の午前中には土湯に行かねばならないということで、しかし温泉に入れる時間があるわけでもないなら、さらっと山越えしてしまおうかと。本当なら土曜の午後はパジェケンさんと近傍での林道ツーリングがあったので、慌ただしいながら好都合だったのですが、まだ奥地が雪に閉ざされており「中止」の連絡が来ています。
土湯越えして中ノ沢まで行って、遅い朝飯(だって朝飯食ってる時間無いんだもん)と参りますか。午後1時過ぎにはたどり着ける算段ですが、それは午前の仕事の流れ次第だね。
NHKの「みんなのうた」で、「土湯賛歌」という曲が近年再放送されました。いい歌だなと思いました。
地熱発電の技術も、日本は世界最高ですよね。もっと国内で活用できればと思いますね。(でも様々な問題があるのだろうな)
山越えは小雨ながら1000mあるので寒かったですよ。
大がかりな地熱発電は、国策でやれば熱源が国定公園内だろうがやれなくはないでしょう。
民間レベルならば、熱源と接続する熱交換機は小型でいいんです。そこの温泉街が賄える発電量で充分という発想が、沢山実用化すれば良いわけだから。
ただ、熱源が源泉ですから、パイプライン内部が目詰まりしたり配管が傷んだりという課題は確かにあります。
ひとつ訂正。土湯のバイナリー地熱発電は、まだ工事中でした。8月に発電開始だって。