Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

夏 2005 

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2005早いものです。10年経ってしまいました。あの日、東京は練馬のスズキ直営中古車販売店に、まだ白かったとにいさんのTL52Wに乗せてもらって出かけて行った時、2度目の月軌道到達もその先のことも考えちゃいませんでした。この日の10日前に先代をぶつけられて全損の憂き目に遭い、目の前真っ暗な中、自分の条件に見合ったエスクードは、インターネット上に3台を見つけていましたが、そのうち1台のTD11W(青)は島根県。2台めのTD11W(緑)も愛知県でした。

2005-1唯一関東圏で見つけたのがTD61W。1オーナーもの96年式で8万キロを出していましたが、中古車なんて当節そんなものだろ、と現車を見に行きその場で現金支払いの覚悟で臨みましたが、事前に電話で問い合わせたときにお店の人は「いやしかし・・・状態は良くないんですよ」と教えてくれた通り、それはもう普通の人だったら絶対手を出さんわなという見えないところは錆まみれのエスクードでした。サイドステップなんかステップ側の取り付け部材が腐っていたしね。

2005a半分びびるお店の人を前に現金払いで契約書にハンコを押し、納車まで9日ほど時間を下さいと進言されたことには快諾して、9月5日の引き渡しを待つことになります。巷では3代目エスクードが久しぶりの好評の出足で、V6だったらTD94Wが存在していたときに、わき目も振らずに初代の後期モデルですよ。それも極上品ならいざ知らず、手負いの野良でも拾っちゃった状態。お店のせいでもなんでもありませんが、言ってみれば体よく在庫処理できた売り買いだったと思われます。

2005b現在の姿、そんな風には見えないでしょ?(ぱっと見には、ですが) 普通の人だったら満足して乗り換えるであろう22万キロまでまともに走ったし(満足しなかったからエンジン載せ替えましたよ)、月軌道2度目も果たせたし、今じゃ暫定2位ですから。あの日、9日間をかけて出来うる限りの錆落としをやってくれた練馬のお店には、今なお感謝しております。さらにはこれをコンディション維持してくれている二代目主治医と、地元のディーラー整備課にも頭の下がる思いです。

 

2 Responses

8年前に選んだうちのTD01がこのコンディションだったら選んでなかったかもしれません。まぁ、納車後に運転したらミニカより遅くて途方に暮れましたが・・・
出来の悪い子ほど・・・多ってところですかね。
車が古くなるほどに主治医の大切さを実感する今日この頃です。

  • なんかもう
    「こんな乗り方しちゃってさ!」
    という憤りが手伝ってしまいましたね。
    先代は新車からの月到達でしたから、このポンコツでもう一度できるとは思えなかったのですが、やってやれたら機械も本望なんじゃないかと。
    もっとも車の方はこれほどこき使われるとは思いもしなかったでしょう。