日本テレビ系の24時間テレビは、昔だったらそのとき専用に長編アニメーションが作られてましたが、いつの頃からか番組自体を見なくなって、自分の中では視聴需要もなくなっていました。番組全体のお祭り騒ぎの度が過ぎるようになっていくことと、その日だけ泣かせようとするドラマの仕立がいやだということも手伝っています。
が、ことしは基地の茶の間のチャンネル権を奪われており、乍ら仕事モードだから別にいいやと「愛は地球を救う」が流されっぱなしの夜を過ごしていました。
すると、ドラマの最後の最後の回想シーンで白いエスクードが出てきたので、乍らの手を止めて見ていたら、荷物を取り出した赤井英和さんがリアハッチを閉めて・・・それで終わり。
おーいおい・・・事前にこの背景を知ってなかったらこんなの気が付きもしないぞ。番組の進行上、エンドロールも省略されてしまいました。番組前半のスポンサーにはスズキがついていたのに。劇中車そのものは中盤以降のスポンサーである日産に持っていかれた感が強すぎました。
「冒頭に出ていたじゃないですか」
えっ、冒頭は乍でだって見ていなかったよ。ということで録画を再生したら、回想から始まるドラマの一番突端で登場してました。白いエスクードは一見TD61Wのようですが、これ51Wのヘリーハンセン?
10年前、のシーンを再現するために、5人家族で3兄弟の子供たちを後席に乗せて出かける。ちょうど良いサイズの家族の車として活躍しておりました。
あらためて見直すと、赤井さん、ハッチの閉め方乱暴すぎです(見るべきはそこじゃないけどさ)
ドラマの方はどんどん悲しくなっていくので書くことはありません。ことしの番組テーマは「つなぐ」だそうで、家族の結束が描かれた物語でした。
で、さらに冒頭シーンを見ていったら、フジ・オートの渡辺代表は「エンドロール」と言われてましたが、冒頭画面下に流れるテロップの協力者一覧にびしっと入っております。おお、お店もお客さんのエスクードもちゃんとつながっておりましたね。